韓国ドラマ「ペントハウス」は、富裕層が暮らす超高級タワーマンション「ヘラパレス」を舞台に、欲望と復讐、教育戦争が絡み合う衝撃のサスペンスドラマです。
『SKYキャッスル』と比較されることも多い本作は、さらに過激な演出と予測不能な展開で、最高視聴率31.1%を記録しました。
この記事では、あらすじ、キャスト、感想、そして韓国ドラマの名作「SKYキャッスル」との比較を通して、「ペントハウス」の魅力に迫ります。
- 「ペントハウス」と「SKYキャッスル」の比較
- 「ペントハウス」のあらすじ(ネタバレあり)
- 主要キャストex”の情報
- 視聴者の評価と感想
- 韓国語タイトル:펜트하우스
- 英語タイトル:The Penthouse : War in life
- 脚本:キム・スノク
- 演出:チュ・ドンミン
韓国ドラマ「ペントハウス」とは?「SKYキャッスル」との比較
「ペントハウス」は、韓国社会の縮図とも言える高級マンションを舞台に、のし上がりたい者、守りたい者、復讐に燃える者たちの激しい攻防を描いた作品です。
特に注目したいのは、子どもの教育を通じて繰り広げられる母たちの壮絶なバトル。
その描写は、同じく教育戦争を描いたヒット作『SKYキャッスル』(最高視聴率23.78%)を上回る支持を集め、最高視聴率31.1%を記録しました。
「SKYキャッスル」が上流階級の閉じられた世界を描いたのに対し、「ペントハウス」は階級間の激しい衝突を描いています。
華やかな世界の裏側で蠢く欲望、裏切り、予測不能なストーリー展開は、まさに”止まらない面白さ”です。
視聴者の心を鷲掴みにする展開の数々に、私も何度息を呑んだことか。
キム・スノクの脚本が描く重層的なストーリーラインと、チュ・ドンミン監督による緻密な演出が生み出す完璧な調和。
豪華絢爛な世界観と、そこに潜むどす黒い闇の対比が見事です。
毎回目が離せない展開で、視聴者を魅了し続けた「ペントハウス」。
今回は多くの人を魅了した物語を見ていくことにしましょう。
項目 | ペントハウス | SKYキャッスル |
---|---|---|
舞台 | 高級タワーマンション「ヘラパレス」 | 高級住宅街「SKYキャッスル」 |
主要テーマ | 欲望、復讐、教育戦争、階級社会 | 教育競争、家族関係、階級社会 |
特徴的な要素 | 刺激的な展開、過激な演出、どんでん返し | 心理描写の深さ、教育問題への鋭い視点 |
ターゲット層 | 刺激的なドラマを求める視聴者 | 社会問題に関心がある視聴者、教育に関心がある視聴者 |
評価(◎非常に良い ◯良い △悪い ×非常に悪い) | ◯ | ◎ |
「ペントハウス」と「SKYキャッスル」の基本情報
ペントハウス

─華麗なる復讐劇の幕開け─
2020年、SBSが放ったサスペンス超大作。
高級タワーマンション「ヘラパレス」の最上階で起きた少女の転落死をきっかけに、欲望と復讐が渦巻く人間ドラマが幕を開けます。
『妻の誘惑』で社会現象を巻き起こした脚本家キム・スノクが、チュ・ドンミン監督とタッグを組んで放つ一作。
マクチャン(ありえない設定のドラマ)の真骨頂を見せつけ、最高視聴率31.1%を記録しました。
タワーマンションの豪華絢爛な上流社会を舞台に繰り広げられる権力と教育をめぐる争いは、現代版シェイクスピア劇とも言えるスケールです。
スカイキャッスル

─優雅な仮面の下に潜む狂気─
2018年末、JTBCからリリースされた『スカイキャッスル』は、口コミで爆発的な人気を獲得。
最終話の最高視聴率23.8%という、ケーブルテレビの常識を覆す記録を打ち立てました。
新鋭脚本家ユ・ヒョンミが描く「SKYキャッスル」は、現代のおとぎ話のように上品で瀟洒な高級住宅街。
しかしその美しい外観とは裏腹に、子どもの教育に執着する親たちの狂気が潜んでいます。
チョ・ヒョンタク監督の繊細な演出と、HBエンターテインメント・ドラマハウスによる完成度の高い制作は、ブラックユーモアと社会派メッセージを絶妙にブレンド。
上流階級の優雅な生活の裏に潜む闇を、まるで現代アートのように鮮やかに描き出していきます。
私がこの2作品に魅了されたのは、単なるエンターテインメントの域を超えた深い人間洞察があるからです。
特に『ペントハウス』のスリリングな展開と『SKYキャッスル』の繊細な心理描写は、それぞれのアプローチで「教育」という普遍的なテーマを描いていると思います。
項目 | ペントハウス | SKYキャッスル |
---|---|---|
放送年 | 2020年 | 2018年〜2019年 |
放送局 | SBS | JTBC |
最高視聴率 | 31.1% | 23.8% |
主な舞台 | ヘラパレス(タワーマンション) | SKYキャッスル(高級住宅街) |
主なテーマ | 教育、復讐、不動産、恋愛 | 教育、家族、欲望 |
脚本家 | キム・スノク | ユ・ヒョンミ |
演出 | チュ・ドンミン | チョ・ヒョンタク |
制作 | SBS | HBエンターテインメント、ドラマハウス |
ジャンル | サスペンス、マクチャン | ブラックコメディ、ヒューマンドラマ |
物語の舞台とテーマの類似点
豪華絢爛な物語の舞台
現代の貴族社会を思わせるような2つの居住空間―「ヘラパレス」と「SKYキャッスル」。
どちらも韓国の富裕層の象徴として描かれていますが、その佇まいは対照的です。
「ヘラパレス」は、ソウルの夜景を一望できる超高層タワーマンション。
ガラスと鉄骨が織りなす現代建築の粋を集めた vertical society(垂直社会)は、現代の階級社会を象徴しているかのようです。
一方の「SKYキャッスル」は、その名の通り、上品で洗練された高級住宅街。
美しい緑と庭園に囲まれた邸宅は、西欧の瀟洒な高級住宅街を思わせます。
共通する根源的なテーマ
『ペントハウス』と『スカイキャッスル』の両作品を貫くのは「教育という名の戦場」。
今も昔も多くの親が頭を悩ませる普遍的なテーマです。
両作品が問いかけるのは、単なる教育競争の是非だけではありません。
外的な価値観(学歴、地位、名誉)は本当の幸せをもたらすのかという問いを、それぞれのアプローチで投げかけています。
両作品の舞台は、現代社会の歪みを映し出す万華鏡のよう。
その美しい外観の奥に潜む人間の欲望と葛藤を見事に映し出しています。
項目 | 内容 |
---|---|
物語の舞台 | ソウルの高級タワーマンション「ヘラパレス」、高級住宅街の「SKYキャッスル」 |
テーマ | 富裕層の教育戦争、上流階級の虚栄心、人間の欲望 |
共通の問いかけ | 外的要因に基づく価値観(学歴、地位、名誉など)は、本当に幸せをもたらすのか? |
登場人物と人間関係の違い
二つの作品で際立つのは人間関係の描き方の違いです。
同じ教育戦争を描きながら、その表現方法は驚くほど対照的です。
『ペントハウス』では、シム・スリョン(イ・ジア)、チョン・ソジン(キム・ソヨン)、オ・ユニ(ユジン)という3人の女性を軸に、複雑な人間関係が展開。
華やかな世界の裏で蠢く愛憎と復讐の物語は、現代のギリシャ悲劇とも言えます。
彼女たちの熱演は、2020年のSBS演技大賞でイ・ジア、キム・ソヨン、ユジンの3人全員が最優秀女優賞賞を獲得するほど。
またキム・ソヨンは第57回百想芸術大賞でTV部門の最優秀女優賞を受賞するほどの評価を得ました。
一方『SKYキャッスル』は、ハン・ソジン(ヨム・ジョンア)を中心とした心理劇。
娘イェソ(キム・ヘユン)の教育をめぐる葛藤、夫カン・ジュンサン(チョン・ジュノ)との関係など、家族関係に焦点を当てています。
ヨム・ジョンアの見事な演技は、第55回百想芸術大賞でTV部門の女性最優秀演技賞に輝きました。
比較項目 | ペントハウス | SKYキャッスル |
---|---|---|
登場人物の数 | 多い | 比較的少ない |
人間関係の複雑さ | 非常に複雑。愛憎、嫉妬、復讐などの感情が絡み合う | 複雑だが、ペントハウスほどではない。親子の関係や夫婦の関係が中心 |
描かれ方 | 感情のぶつかり合いが激しく、ドラマチック | 心理描写が丁寧で、登場人物の内面に焦点を当てている |
例 | シム・スリョン、チョン・ソジン、オ・ユニの3人の女性の関係。夫や子供、過去の因縁などが絡み合い、ドロドロとした愛憎劇が展開される。 | ハン・ソジンを中心に、娘のイェソの教育をめぐる葛藤や、夫のカン・ジュンサンとの関係、他の母親たちとの競争などが描かれる。 |
影響 | 主要キャストは高い評価を得て、2020 SBS演技大賞では、イ・ジア、キム・ソヨン、ユジンの3人が最優秀女優賞、オム・ギジュンが最優秀男優賞を受賞するなど、数多くの賞を受賞しました。 | ヨム・ジョンアの演技は特に高く評価され、百想芸術大賞でTV部門の女性最優秀演技賞を受賞。ドラマは社会現象となり、教育問題や家族のあり方について議論を呼びました。 |
衝撃の社会派ドラマ
『ペントハウス』の衝撃的な幕開け―少女の転落死から始まるこの物語は、視聴者の心を掴みます。
格差社会、校内暴力、入試戦争、家庭内暴力など、現代韓国社会が抱える問題を描く展開は、まさにザ・サスペンスです。
富、名誉、子供の成功をめぐる欲望、登場人物たちの見栄や思惑が複雑に絡み合う中で、それぞれの登場人物が抱える闇が浮き彫りになっていきます。
私が特に注目したいのは、両作品が描く「欲望」の質の違い。
『ペントハウス』が露骨な欲望と復讐を描くのに対し、『SKYキャッスル』は教育という名の下に隠された抑圧的な欲望を描き出している点です。
この対照的なアプローチこそが、両作品をより深い社会派ドラマとして成立させている要因であり、一番大きな違いかもしれません。
『ペントハウス』の内容 | 詳細 |
---|---|
ヘラパレスでの事件 | 少女の転落死。事件なのか、事故なのか、真相は謎に包まれています。 |
登場人物たちの欲望 | 富、名誉、そして子供の成功をめぐり、登場人物たちの思惑や嫉妬、復讐心が複雑に絡み合います。 |
社会問題の描写 | 学歴偏重、富裕層と貧困層の格差、家庭内暴力など、韓国社会が抱える問題を描写し、視聴者に問題提起します。 |
「ペントハウス」の評価と感想(ネタバレあり)
ここでは、『ペントハウス』を視聴した人たちのSNS上の評価と感想を参考にしつつ、私個人の評価と感想を率直に書きたいと思います。
高い評価を得たポイント
私が考える「ペントハウス」の高評価のポイントは、以下の3点です。
豪華キャストの高い演技力
本作の最大の魅力は、やはり実力派俳優陣による卓越した演技力!
特にキム・ソヨン演じるチョン・ソジンは圧巻でした。
優雅な振る舞いと美しさの裏に、消えることのない苦悩と欲望を抱えた女性。
このとても難しい役を、キム・ソヨンは完璧に演じ切っています。
正直、彼女の演技がなかったら、『ペントハウス』はここまでのヒットにはならなかったと思います。
オ・ユニを演じるユジンも負けていません。
子どもへの愛情と自分の野心の間で揺れる姿は、思わず胸が詰まるほど。
この二人の演技を見ていると、まるで本当の感情がぶつかり合っているような錯覚すら覚えます。
人間の本質を射抜く展開
『ペントハウス』のもう1つの魅力は、その絶妙な展開にあります。
毎回のエピソードの終わり方がとても巧みで、思わず深夜まで見入ってしまう…。
そんな経験をされた方も多いのではないでしょうか?
特に印象的なのは、物語の節目に仕掛けられる「宙吊り」の瞬間です。
例えば、復讐計画が成功寸前で思わぬ障害に遭遇したり、隠された過去が明らかになりそうで明らかにならなかったり…。
「もう!続きが気になる~!」という、各エピソードの終盤に仕掛けられる「クリフハンガー」(次回への期待を高める劇的な終わり方)が実に見事でした。
さらに、この作品のもつ重層的な構造も見逃せません。
表層の事件、その背後に潜む人間模様、そしてより深い社会の歪み―。
これらが絶妙に絡み合いながら、真実が少しずつ明かされていく手法は、私たち視聴者の知的好奇心を刺激してやみません。
そして殺人、不倫、裏切り、復讐―。
日常では決して体験できない強烈な展開の数々が、私たちの感情を揺さぶります。
これほどまでに物語に引き込まれる脚本は、キム・スノクの才能なくしては生まれなかったでしょう。
私も実は第1シーズンを3日で見終えてしまい、次の日、居眠りしそうになってしまいました(笑)
現代社会への警鐘
この作品を見終えて、私の心に最も強く残ったのは、その鋭い社会へのまなざしでした。
表面的には派手な復讐劇に見えて、とても深いメッセージが込められている…。
そんな印象を受けたのです。
例えば、冒頭の少女転落シーン。
あの衝撃的な場面は、高級マンション「ヘラパレス」という現代のバベルの塔に潜む闇を象徴していました。
富の格差、学歴偏重、不動産問題、家庭内暴力―。
私たちの社会に確かに存在するけれど、普段は目を背けがちな問題を、この作品は正面から描き出しています。
31.1%という驚異的な視聴率を記録したのも、この作品が単なるエンターテインメントを超えて、現代を生きる私たち一人一人の心の闇に触れているからでしょう。
虚栄、欲望、妬み、そして愛―。
私たちの心の奥底にある感情を、このドラマは赤裸々に映し出していきます。
『ペントハウス』は、華やかな復讐劇を通して、実は私たち自身の姿を、そして現代社会の在り方を問いかけているのかもしれません。
毎回目が離せない、現実離れした展開に夢中になりながら、ふと立ち止まって考えさせられる…。
そんな稀有な作品だと思いました。
批判的な意見
「ペントハウス」は高い視聴率と高評価を受けていますが、その反面、批判的な意見やレビューも散見されます。
過剰演出という諸刃の剣
『ペントハウス』の演出力が素晴らしいことは間違いありません。
しかし、作品の持つ影響力を考えると、若干気になる点もあります。
特に暴力シーンや復讐劇の描写は、時として必要以上に刺激的になっているように感じます。
実際、放送通信審議委員会への苦情につながったシーンもあったとか…。
私も熱心な視聴者の一人ですが、特に、現実とドラマの境界線が曖昧になりやすい若い世代への影響を考えると、演出の度合いには一定の配慮が必要だった気がします。
とはいえ、作品の価値そのものを損なうものではありません。
むしろ、これほどまでに視聴者の感情を揺さぶれる作品だからこそ、その表現方法について論議が交わされたのだと思います。
リアリティの欠如
物語が進むにつれ、展開があまりにも非現実的になっていく点も気になりました。
確かに、エンターテインメントとしての魅力は十分すぎるほど備えているのですが、教育格差や階級社会という重要なテーマを扱いながら、その描写が次第にメロドラマ的な誇張に傾いていったのは残念でした。
特に後半で、次々と明かされる複雑な人間関係の数々に、思わず「さすがにこれはやりすぎでは…」と感じる場面もありました。
リアリティを重視する視聴者からは、作品への没入感が途切れてしまうという声も…。
とはいえ…
「現実の抱える問題を誇張して描くことで、私たちの目を社会の歪みに向けさせる。」
そう考えれば、この「非現実性」にも、ある種の意味があったのかもしれません。
社会派作品としての課題
エンターテインメントとしての完成度は申し分ないものの、社会派ドラマとしての側面については、少し物足りなさを感じました。
教育問題や階級格差という重いテーマを扱いながら、時として表層的な刺激に終始しているように見えました。
例えば、教育格差の問題は、もっと日常的な視点から掘り下げることができたのではないでしょうか。
庶民とセレブの派手な対立に頼らずとも、受験生を持つ親たちの苦悩について、より身近で深い洞察を示せる演出があったように思います。
特に物語後半では、社会問題への視点が徐々に薄れ、エンターテインメント性が前面に出てきます。
これは、作品としての面白さを優先した結果なのかもしれませんが、その選択によって、社会派ドラマの側面が薄れてしまったことが惜しまれます。
とはいえ、これらの批判的な見方があったとしても、『ペントハウス』は魅力あふれるドラマです。
むしろ、現代のエンターテインメントが抱えるジレンマを象徴しているとも言えるでしょう。
視聴者を引きつけながら、いかに意味のあるメッセージを届けるか―その難しい絶妙なバランスを、私たちに考えさせる作品になったのではないでしょうか?
『SKYキャッスル』ファンとしての評価
『SKYキャッスル』のファンとして、最初は戸惑いを感じた『ペントハウス』。
特に冒頭の少女転落シーンはリアルな演出も相まって、あまりの衝撃性に息を呑みました。
繊細な心理描写で教育問題に切り込んだ『SKYキャッスル』とは、まるで正反対のアプローチだったからです。
しかし、物語が進むにつれ、この作品の意図が少しずつ見えてきた気がします。
『スカイキャッスル』が抑制的に描いた教育戦争と欲望の世界を、より大胆に、より劇的に描き出すことで、新たな表現の地平を切り開いたのではないかと…。
このドラマの個性豊かな登場人物の中でも、特に印象的なのは、キム・ソヨン演じるチョン・ソジンの存在です。
その狂気じみた母性は、『SKYキャッスル』のスヨン(教育コーディネーター)を、より過激な形で再解釈したかのよう。
第57回百想芸術大賞TV部門女性最優秀演技賞の受賞も、この圧巻の演技を考えれば納得です。
最高視聴率31.1%という数字が示すように、『ペントハウス』は多くの視聴者の心を掴みました。
『SKYキャッスル』が丹念に、そしてどこか冷静かつ客観的に描いた欲望の世界を、爆発的なエネルギーで描き出した本作『ペントハウス』。
一見、対極的なアプローチに思えて、実は同じ社会問題の異なる断面を映し出しているのかもしれません。
『SKYキャッスル』の繊細な心理描写に魅了された方にこそ、ぜひ『ペントハウス』を観ていただきたいと思います。
同じ教育問題という主題を、まったく異なる角度から描き出すことで、私たちの社会が抱える課題が、より鮮明に浮かび上がってくるはずです。
項目 | SKYキャッスル | ペントハウス |
---|---|---|
舞台 | 高級住宅街SKYキャッスル | 超高層高級マンション「ヘラパレス」 |
テーマ | 教育、家族、欲望 | 欲望、復讐、サスペンス |
ストーリー | 受験戦争と親たちの葛藤 | 殺人事件と富裕層の愛憎劇 |
登場人物の感情描写 | 丁寧 | スピーディーで刺激的 |
評価 | 社会現象を巻き起こすほどの人気。教育問題を深く掘り下げた | 高視聴率を記録。過激な展開で賛否両論を呼んだ |
「ペントハウス」をもっと楽しむための深堀り情報
劇中音楽と挿入歌
『ペントハウス』の魅力を語る上で、音楽の力は欠かせません。
特に印象的なのは、クラシック音楽の効果的な使用です。
チョン・ソジン役のキム・ソヨンが歌うあのしなやかで妖艶な旋律は、彼女の華やかな表の顔と、その奥に潜む野望や闇を表現しています。
彼女の歌唱シーンは、単なる劇中歌唱の域を超えて、キャラクターの内面を雄弁に物語る重要な演出と言っても過言ではありません。
また、チョンア芸術高校の声楽コンクールのシーンでは、オペラの名曲の数々が、若き才能たちの激しい競争と野望、そして純粋な音楽への情熱を見事に描き出しています。
時に激しく、時に切なく響き渡る音楽は、物語の緊張感を高めながら、登場人物たちの感情の機微を言葉を越えて伝えてくれます。
クラシック音楽とサスペンス要素が絶妙に調和した『ペントハウス』。
その世界観を最大限に引き立てる音楽の力に、改めて魅了されました。
『ペントハウス』のロケ地と撮影エピソード
『ペントハウス』の舞台となった「ヘラパレス」。
作品の世界観を象徴するこの建物には、現代の富と欲望が投影されています。
そしてこの印象的な建物は、実はCGによって作り出された架空の存在。
制作陣は「フェアモント アンバサダー ソウル」を参考に、理想的な超高級マンションの姿を創り上げました。
現実には存在しない建物だからこそ、物語にふさわしい完璧な空間を演出することができたのでしょう。
一方、物語の重要な舞台となる各ファミリーの住宅は坡州(パジュ)にある원방스튜디오ㄑウォンバンスタジオ)で撮影されました。
スタジオとは言っても、なんと驚きの1200坪!
そこで作られた豪華絢爛なセットは、まさに狂気と欲望が渦巻く『ペントハウス』の世界観を具現化しました。
このように、最新のCG技術と緻密に作り込まれたセットによって、視聴者を魅了する『ペントハウス』独自の世界観が生まれたといいます。
架空だからこそ表現できた理想の豪華さ。
それは韓国エンターテインメントの持つ創造力と技術力の証でもあります。
タイトルと韓国語の意味
はい、タイトルの意味をより深く掘り下げて書き直してみましょう:
象徴的なタイトルに込められた意味
『ペントハウス』(韓国語:펜트하우스)というタイトルには、この物語のテーマが端的に表現されています。
一般的に「ペントハウス」は、高層建築物の最上階に位置する特別な住居を指します。
しかし、この作品において、それは単なる最高級の住宅以上の意味を持ちます。
「ヘラパレス」の最上階に君臨するペントハウスは、富と権力、そして社会的ステータスの究極的な象徴として描かれているのです。
登場人物たちは、このペントハウスを手に入れるため、あるいは守るために、執念とも言える激しい闘争を繰り広げます。
その意味で、『ペントハウス』というタイトルは、現代社会における成功の象徴を追い求める人々の欲望と、その果てに待ち受ける光と影を暗示していると言えるでしょう。
まさに、高みを目指せば目指すほど、転落の危険も大きくなる―。
そんな物語のテーマそのものを、このタイトルは端的に表現しているのです。
項目 | 内容 |
---|---|
タイトル | ペントハウス |
韓国語タイトル | 펜트하우스 |
意味 | マンションやホテルの最上階にある、特別仕様の高級な部屋 |
「ペントハウス」視聴後の喪失感を埋めるおすすめ韓国ドラマ
「ペントハウス」に似たテーマのドラマ
ここでは『ペントハウス』の感動が忘れられない方に、お薦めしたい作品をご紹介します。
これらの作品は、『ペントハウス』や『SKYキャッスル』が描いた上流階級の人々の闇を、それぞれ独自の視点で掘り下げています。
ぜひ、お楽しみいただければと思います!
『ハピネスバトル』
高級マンションで発見された主婦の遺体。
その謎に迫る主人公のオ・ユジンは、妹の死の真相を追いながら、残された姪たちの世話も引き受けることになります。
華やかな高級マンションの住人たちの裏の顔が、徐々に明らかになっていく展開は、まさに『ペントハウス』を彷彿とさせます。
特に印象的なのは、緻密に描かれる人間関係の軋轢。
予測不能な展開に、最後まで目が離せない作品です。
『ハイクラス~偽りの楽園~』
結婚記念日に夫を失った弁護士ソン・ヨウル。
息子を守るため新たな環境に身を置いた彼女を待ち受けていたのは、セレブたちが集う済州島の複雑な人間模様でした。
一見平穏な楽園のような世界の裏側で渦巻く陰謀の数々。
母親としての葛藤や社会的なプレッシャーを描く心理描写は、観る者の心に深く刺さります。
『夫婦の世界』
夫の裏切りから始まる、衝撃的な復讐劇。
『ペントハウス』同様、エンターテインメントとしての面白さと、人間の内面に迫る深い洞察を併せ持つ作品です。
特に印象的なのは、夫婦間の信頼と裏切りをめぐる複雑な心理の描写。
予測不能な展開の連続に、思わず息を呑むこと間違いなしです。
キム・スノク / 同じ脚本家の作品
キム・スノクと「マクチャンドラマ」
『ペントハウス』の脚本を手がけたキム・スノクは、韓国ドラマ界で独自のジャンルを確立した異才として知られています。
彼女の作品は「マクチャンドラマ」と呼ばれ、韓国語で「とんでもない」「ありえない」を意味する「マクチャン」という言葉がその特徴を端的に表しています。
予測不能な展開、大胆な愛憎劇、そして時として常識を超える過激なストーリー展開―。
その中毒性の高さから「麻薬ドラマ」とも呼ばれる彼女の作品は、視聴者を惹きつけ、驚異的な視聴率を記録してきました。
時として現実味の欠如や倫理観を指摘する声もありますが、現実を超えた極限状況だからこそ、人間の奥底に潜む感情や欲望を鮮明に描き出すことができる…。
そんな彼女独自の哲学が、作品の底流に流れている気がします。
『妻の誘惑』(2008-2009年)
キム・スノクの作品の中で、今でも多くのドラマファンの記憶に鮮烈に残っているのが『妻の誘惑』(2008-2009)です。
一見、幸せな結婚生活を送っていた主人公。
しかし、最も信頼していた夫と親友の裏切りによって、彼女の世界は一瞬にして崩壊します。
多くの女性が経験する「裏切り」という出来事を、この作品は決して他人事ではない切実さで描いています。
そして彼女はこれまでの過去を捨て、まったく別の女性として華麗なる復活を遂げるのです。
かつての自分を裏切った夫に再び近づき、魔性の女として新たな誘惑を仕掛けていく――。
主演のチャン・ソヒとキム・ソヒョンの演技の深みは、まさに圧巻。
特に、主人公の心の機微を繊細に表現するチャン・ソヒの演技には、思わず涙する場面も…。
最高視聴率40.6%という数字は、この作品が多くの視聴者の心に強く響いた証でもあります。
不倫、裏切り、復讐…
誰もが興味を持つテーマを、キム・スノクならではの大胆な展開で描ききった『妻の誘惑』。
『ペントハウス』の原点とも言えるこの作品は、今見ても色褪せない魅力にあふれています。
『復讐のカルテット』(2017年)
キム・スノクのもう1つの代表作は『復讐のカルテット』(2017)。
このドラマは交通事故で最愛の人を失った3人の女性たちの物語です。
一見、典型的な復讐劇に思えるストーリーですが、この作品には、それ以上の深い味わいがあります。
新婚旅行中に夫を失ったハリ、母親を奪われたドゥルレ、火事で愛娘を亡くしたウニャン。
それぞれに癒えることのない傷を抱えた3人の女性たちが出会い、加害者であるダリへの復讐を誓うのですが…。
彼女たちの関係は、回を重ねるごとに単なる「復讐の共犯者」という枠を超えていきます。
この作品の魅力は、重いテーマでありながら時折差し込まれる、木漏れ日のような温かさです。
悲しみを抱えた女性たちが、少しずつ心を開いていく様子に思わず微笑んだり、共感したり…。
「悩みや苦しみを一人で抱え込まないこと」の大切さを静かに物語っているように感じます。
最後まで目が離せない展開はもちろんですが、私が特に心を打たれたのは、傷ついた魂が、他者との絆によって少しずつ癒されていく過程です。
復讐という強い感情を通じて、逆説的に人とのつながりの大切さを描き出した『復讐のカルテット』。
キム・スノクの作品の中でも、ひときわ深い余韻を残す1作だと思います。
『7人の脱出』(2023年)
キム・スノクの最新作『7人の脱出』(2023)は、『ペントハウス』で培った独特の世界観を、さらに大胆に押し広げた意欲作と言えます。
この物語は一人の少女の失踪事件から始まります。
そして、その事件に関わった7人の男女が、突如として驚くべき状況に投げ込まれていくのです。
無人島での生存劇、ゾンビやユニコーンが登場するファンタジー、そして徐々に明らかになる登場人物たちの欲望と狂気…。
一見、荒唐無稽にも思える展開の数々ですが、そこには人間の本質を鋭くえぐり出すキム・スノクならではの深い洞察と世界観があります。
『ペントハウス』でタッグを組んだチュ・ドンミン監督との再タッグも、作品の完成度を高める重要な要素となっています。
オム・ギジュン、ファン・ジョンウムをはじめとする実力派俳優陣も、非現実的な設定に説得力を与える見事な演技を見せてくれます。
極限状況に置かれた人間の本質を暴く本作は、お金と権力に執着する人々の欲望が、究極の選択を迫られる中でどう変容していくのか、を赤裸々に描いています。
物語の中の人物たちが見せる姿は、まるで私たち自身の心の奥底にある欲望を映し出す鏡のようです。

あらすじと感想(各話)
1話のあらすじと感想(ネタバレあり)
- 1話のタイトル:伝説のトロフィー
- 1話の視聴率:10.5%
- あらすじ(ネタバレあり)
- 感想
1話のあらすじ
韓国ドラマ「ペントハウス」の舞台は選ばれし者だけが住むことができるラグジュアリーなタワーマンション『ヘラパレス』。
〈ヘラパレス〉 の中でも最上階(100階)に住むチュ・ダンテ一家はみなに一目置かれるセレブ中のセレブ。そんなチュ・ダンテの妻シム・スリョンはある日、衝撃的な事故に遭遇する。
タワー内で行われているパーティーへ向かうためエレベーターに乗ったところ、高層階から少女が転落するのを目撃してしまうのだ。
下へ落ちていく少女と目が合い、パニックを起こすシム・スリョン。
少女にいったい何が起こったのか・・・。
場面が変わって・・・この転落事故の2か月前。
不動産コンサルタントの仕事をしているオ・ユニは、わがままな客にてんてこ舞いの毎日。
何件もの物件を案内したチョ議員にはセクハラを受け、手数料の支払いさえ渋られる。
女手一つで中学生の娘ロナを育てている彼女には生活のゆとりがない。
娘ロナは天性の美声をもっており、声楽家を志してチョンア芸術高校への進学を希望している。
けれでも母・オ・ユニは彼女がチョンア芸術高校に進学することも、ましてや声楽家を志すことにも猛反対。そんな母娘の間にはすきま風が吹いている・・・。
実は母オ・ユニ自身もかつて声楽家を目指し、チョンア芸術高校に通っていたのだ・・・。
そこで悪夢のような悲惨な事件が起こり、オ・ユニは声楽家になる夢を諦め、その世界から姿を消す。
そんな悲しい過去を持つオ・ユニは夢を諦めるよう娘ロナを必死に説得するがロナは頑なに拒否。
それどころか、以前から憧れているソプラノ歌手チョン・ソジンから何とかレッスンを受けようと、彼女にコンタクトを取る。
実はこのチョン・ソジン、彼女もセレブの住む豪華タワーマンション『ヘラパレス』85階の住民だ。
ソプラノ歌手としても、また予約の取れない著名な声楽の指導者としても名声を博していた。
そんな誰もが羨む生活を手にしているチョン・ソジンだが結婚生活はうまくいっておらず、彼女に辛辣な夫・ハ・ユンチョルに不満を抱えている。
また彼女は自分よりもさらに高層階、100階のペントハウスに住むシム・スリョンに嫉妬している。
結婚生活の破綻とシム・スリョンへの嫉妬と対抗心からか、チョン・ソジンはシム・スリョンの夫・チュ・ダンテを挑発的に誘惑する・・・。
୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧
話変わって・・・
『ヘラパレス』では最上階ペントハウスの住人チュ・ダンテを中心に、「ヘラクラブ」と言われる内輪の集まりがあった。
「ヘラクラブ」に集っている4家族の子どもたちはみな高校受験を控え、チョンア芸術高校の声楽科への進学を希望している。
『ヘラパレス』の低層階に住むカン・マリ(45階)とコ・サンア(55階)は、有名なソプラノ歌手兼指導者であるチョン・ソジンに媚を売り、 何とか自分の子供をチョンア芸術高校へ進学させようと画策する。
(チョン・ソジンはチョンア芸術高校の理事長の娘でもある)。
しかしカン・マリの一人娘ユ・ジェニは実力が伴っておらず、親が学校に多額の寄付をしているのを笠に着てわがままし放題。
そんなユ・ジェニがライバル視しているのが同級生のペ・ロナ、先の不動産コンサルタント、オ・ユニの一人娘だ。
ロナの天性の美声と実力を知ったユ・ジェニは彼女を相手にコンクールに勝つことはできないと悟り、ロナを陥れるために罠を仕掛ける。
ロナが飲み物に薬を混ぜたために声が出なくなったと虚言を言い、学校で騒ぎを起こしたのだ。
激怒したユ・ジェニの母、カン・マリは学校に乗り込み、ロナを退学にするよう校長に詰め寄る。
(実際のところ、母カン・マリも校長もユ・ジェニの虚言に気づいており、それを知りながらジェニの悪事に加担にしている)。
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一方、ロナはユ・ジェニとその母カン・マリの策略に怯むことなく、かえって声楽家になりたいとの想いを強くする。
以前からずっと憧れているソプラノ歌手チョン・ソジンから直にレッスンを受けたいと、ソジンのレッスン室を訪れるロナ。
けれどもコネもお金も、親からのサポートもないと知ったチョン・ソジンは無下にロナを追い返そうとする。
が・・・。
不意に歌いだしたのロナの歌声を聞いたソジンはある忌まわしい過去を思い出した。
チョンア芸術高校に通う学生時代、チョン・ソジンにはどうしても勝つことのできないライバルがいた。
高校3年間、実力では一度も勝つことのできなかった相手だ。
そんな中、芸術高校の最後の晴れ舞台、チョンア芸術祭が開かれた。
ソウル大学へのフリーパスと言われるチョンア芸術祭の声楽部門大賞をどうしても手に入れたいソジンは理事長である父と共謀し、優勝トロフィーを手にする。
ステージで音程をはずし、声が裏返っても、親の力で優勝トロフィーを手に入れたチョン・ソジン。
一方で、高校3年間、常に首位の成績を残し、チョンア芸術祭でも見事な歌声で聴衆を魅了したライバルはソウル大学へのフリーパスも、優勝トロフィーも手にすることはできなかった・・・。
そのライバルこそ、ロナの母、オ・ユニその人であった。
あまりの理不尽さに我を忘れたオ・ユニはソジンを控室に連れ出し、優勝トロフィーを返せと詰め寄った。
激高した二人は取っ組み合いの喧嘩に。
「チョンア芸高のトップは私よ。
身の程知らずが!」と言い放つソジン。
そんな彼女にオ・ユニは毅然と言い返す。
「そんなに勝ちたいなら譲ってやる。大賞なんかくれてやる。
だけど私には勝てない。偽の優勝者、チョン・ソジン。泥棒女」。
オ・ユニの侮蔑的な言葉にプライドをズタズタにされたソジンは優勝トロフィーを振りかざし・・・
オ・ユニの首めがけて振り下ろした。
首から大量の血が流れ出し苦しむオ・ユニを横目に、ソジンは彼女の血を自分に塗り付け、倒れたふりをする。
宿敵オ・ユニを陥れるための卑劣な自作自演だった。
このあと、校内では「ソジンの優勝を妬んだオ・ユニが優勝トロフィーを奪い、そのトロフィーで自ら首を切った」という噂が流れた。
この事件をきっかけにオ・ユニは学校を去ることになり、ソプラノ歌手になるという夢も砕け散ってしまったのだった。
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チョン・ソジンのレッスン室に直談判に訪れていたロナを連れ戻しに来たオ・ユニは、そこでソジンと因縁の再会を果たす。
可愛い一人娘のロナに自分のような人生を歩ませたくないと考えていたオ・ユニはこれまで娘が音楽の道に進むのを頑なに反対していた。
しかし、チョン・ソジンとの再会で考えを改めるオ・ユニ。
カン・マリの娘、ユ・ジェニへ薬を盛ったという濡れ衣で校内委員会の大人たちに詰問される娘をかばい、校長の顔を思いっきり飛び蹴りする。
そして娘ロナを連れて、再びチョン・ソジンのレッスン室を訪れるのだ。
宿敵・ソジンの優勝トロフィーを目の前に、毅然と宣言するオ・ユニに以前の姿はない。
「私はもうどこにも逃げないわ。
あなたは死んでも私に勝てない。
偽の優勝者、チョン・ソジン。
泥棒女」。
彼女たちの新たな戦いが幕を切った瞬間だった。
感想
1話からありえないくらいの急展開。
ヘラクラブのセレブ母同士の女の闘い、子ども同士の小競り合い、そして利権でつながる男性陣の今後の行方など複雑なストーリーが絡み合って面白くなりそうです。
冒頭のシーンで高層階から転落した少女の謎、貧しい身なりの家庭教師ミン・ソラからも目が離せません。
40代の女性同士が取っ組み合いの喧嘩をしながら「泥棒女!」と激しい言葉で罵り合う、韓国ドラマあるあるも。
セレブ家族の闇、少女の事故死などスカイキャッスルとよく似た設定もありますが、その違いを比較しながら観るのも楽しそうですね。
2話のあらすじと感想(ネタバレあり)
- 2話のタイトル:親の力
- 2話の視聴率:11.6%
- あらすじ(ネタバレあり)
- 感想
2話のあらすじ(ネタバレあり)
「ロナは自分の実力でチョンア芸術高校に合格できる。この優勝トロフィーを取り返しに来る」とソジンに宣言したオ・ユニ。
これまでの態度とは打って変わって、ロナの合格に向けて動き出す。まずは退学を何とか食い止めようと飛び蹴りをして負傷させた校長に謝罪に行くも、カン・マリに妨害される。
と…そんなとき、街の広告看板を見て、以前、自分が物件を紹介したチョ議員を思い出す。
彼はその広告看板の芸能人と不倫をしていたのだ。
彼女はチョ議員の家にこっそり忍び込むと隠しカメラを仕込んだ。
そして計画どおり密会現場の動画を手に入れるとチョ議員を脅して大金を手に入れる。
チョ議員を脅迫して手に入れたお金を賄賂として校長へ渡す母オ・ユニ。
こうしてロナの退学問題を解決する一方、ユニはロナを教える声楽講師を探すことに奮闘する。
ソジンが裏で手を回したため、どの声楽講師からも門前払いなのだ。
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一方、ソジンも1人娘ウンビョルのレッスンに必死になっていた。
チュ家の娘ソッキョンに負けないように…
また何としても娘を首席で合格させて入学式で独唱を歌わせるために…
彼女にはチョンア芸術高校の理事長の娘というプライドもあった。
「マスターするまで歌って。朝も夜も夢の中でも歌って!」
激しい口調で娘に練習を強要する母ソジン。
ウンビョルは母に言い返すこともできず、ただその言いつけに従うほかなかった。
ソジンの娘ウンビョルだけではない。
ヘラパレスの子どもたちはそれぞれが問題を抱えていた..
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最上階のペントハウスに住むチュ家の双子の兄妹、ソクフンとソッキョン。
この2人(特に妹のソッキョン)は母スリョンに反抗的な態度をとっている。
母にだけではない。
ヘラクラブの子どもたちの家庭教師として雇われている自称・大学生のアンナ・リー(ミン・ソラ)にも目の敵のように辛く当たっている。
しかし、素行不良に見えるこの子供たちも、実は父親であるチュ・ダンテから精神的、肉体的な虐待を受けていた(暴行を受けるのは兄のソクフンのみ)。
虐待がばれないように秘密のお仕置部屋を作り、超潔癖症で、自分の気に食わないことには罵詈雑言を吐き、暴行さえ厭わない男、父ダンテ。
(妻スリョンの前では本性を見せていないため、スリョンは子供たちへの虐待に気づいていない)。
声楽を愛好している彼は娘ソッキョンを声楽家にしようと無理強し、娘がそれに反抗すれば兄のソクフンに暴力をふるうという身勝手さだ。
ダンテの愚行はそれだけではない。
ヘラパレスのすべての部屋を開けることができるというマスター・キーを用意し、不倫相手のソジンに手渡した。
人目のつかない場所で密会をしようというのだ。
チュ家の双子、ソクフンとソッキョンが抱えている苦悩は父からの虐待だけではなかった。
大好きだった母親・スリョンが実は生みの親ではなく、彼女には寝たきりの実の子どもがいて今も会いに行っているという衝撃の事実を知って傷ついていたのだ。
(この事実はチュ家の家政婦から知らされていた)。
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ヘラクラブの子どもたちの家庭教師として雇われていたアンナ・リー(ミン・ソラ)は子どもたち(特にチュ家のソッキョン)から辛く当たられていた。
アメリカからの帰国子女で大学生だと自称していたソラだが、実はヘラクラブの子どもたちと同じ中学3年生。
アルバイトをしながら愛犬1匹と一緒にアパートで暮らす天涯孤独な身の上だった。
病気になった愛犬の治療費を稼ぐため、身元や学歴を詐称してヘラクラブの子どもたちのアルバイトに応募していたのだ。
そんなある日、ソラはヘラパレスのマスターキーを使って密会しているソジンとダンテの不倫現場を目撃する。驚きながらも証拠写真を撮影するソラであった・・・。
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家庭内では子どもを虐待。
外では不倫。
そんなチュ・ダンテだが、もう1つ悪事を重ねている。
ヘラクラブ・メンバーの男性陣とグルになって地上げ屋のようなビジネスをおこなっているのだ。
メンバー同士で儲けたお金を分け合い、巨額の富を稼ぐ。
お互いに心の中では憎々しく思いながらも、「お金」だけで繋がる関係だった。
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一方、ロナは1人、チョンア芸術高校に合格するため声楽の練習に励んでいた。
そんなとき、ロナの母ユニに声をかけてきた人物がいた。
カン・マリの娘ジェニを教えていた声楽講師だ。
「ロナは少し教われば合格できるはずです。私に預けてみませんか?
ジェニより才能があるので育ててみたいのです」。
この申し出に大喜びする母ユニ。この日からロナの猛特訓が始まる。
イタリア歌曲しか歌えないロナは入試のために新しいドイツ語の歌を一生懸命練習し始めた。
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ヘラパレスの内部で偶然、チュ・ダンテとソジンの不倫現場を目撃したミン・ソラ。
ある日、いつものようにチュ家の家庭教師をしていたのだが、出されたおやつをこっそりと自分のバッグの中に入れる。
それを見つけたソッキョンは自分のブランド物のキーケースをソラのバッグの中に押し込み、ソラに盗まれたと騒ぎ立てた。
ソラに向かって「泥棒」と叫ぶが、心優しい母スリョンはソラを信じてかばう。
そんな母の態度が気に食わないソッキョンはますます大声を上げ、それを聞きつけた父ダンテが現れる。
超潔癖症のダンテは貧しい身なりのソラを当初から気に入っていなかったため、娘ソッキョンの言い分を鵜呑みにしてソラに謝罪を要求する。
以前、無実の「窃盗」の容疑で警察に捕まったことがあるソラは当時の苦い記憶を思い出し、濡れ衣でありながらチュ一家に謝罪する。
しかしそれで納得するソッキョンではない。
ソラを目の敵にするソッキョンはリトル・ヘラクラブのメンバーを集め、ソラをプールに突き落とす。
ソラに対する壮絶ないじめの始まりだった。
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心優しいシム・スリョンはボロボロの靴を履いていたソラのことを気にかけ、新品の靴をプレゼントしようと用意していた。
しかし、泥棒の濡れ衣を着せられたソラは夫ダンテに解雇される。
このことを知らされたスリョンは娘ソッキョンの部屋へ行き、ソラに謝罪するよう諭した。
しかし、そんなスリョンに猛反発するソッキョン。
「知らないと思った?
私とお兄ちゃんを生んだのは別の人よ。
あなたにとっては病院にいる実の娘が一番で、いつも私は後回し」。
そう言って泣きじゃくるソッキョン。
そして、「二度と母親ぶらないで。吐き気がする」と言い放つとその場を出て行ってしまった。
スリョンは双子の兄ソクフンに助けを求めるも、「もう僕たちには関わらないで」と邪険にされる・・・。
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「いつかわかってくれるさ…」と
泣きじゃくるスリョンを慰める夫ダンテ。
そんな彼に「へイン(スリョンの実子)が16年も回復しないでごめんなさい」と謝るスリョン。
「いや、俺の力不足だ。
へインは君の子だから俺の子でもある。
へインももソクフンもソッキョンも、みんな、うちの子だ」
と優しく慰めるダンテであったが、やはり裏の顔があった。
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場面が変わって・・・
意識のない少女が横たわる病院のベッド。
それを見ながら、ダンテは呟いた。
「芝居はそろそろ終わりだ。
娘役、ご苦労さま、チュ・へイン・・・
16年も死んだ子の代わりを完璧に務めてくれた。」
薄笑いを浮かべる、ダンテ。
チュ一家の闇は深そうだ・・・。
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ついにチョンア芸術高校の入試日がやってきた。
校内の控室で課題曲を見て、愕然とするロナ。
課題曲はドイツ語の歌曲ではなくイタリア歌曲2曲だったのだ。
音楽講師(とソジン)に騙されたことを知ったロナはうろたえ、絶望する。
ユニはそんな娘を何とか力づけようと説得するも、泣きじゃくるばかりのロナ。
そのとき…
母ユニが渾身の力で静かに歌い出した。
初めて聞く母の力強くも透明感のある歌声。
その歌声に感動し、力づけられたロナは堂々と試験に臨んだ。
顔を隠すカーテン越しに響くロナの美しい歌声。
審査員、そしてソジンをも唸らせるような美声だった。
そしてもう一人。
ソジンをして100点満点をつけさせた学生がいた。
それは・・・
あの貧しい身なりの少女、ミン・ソラであった。
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そして合格発表当日。
リトル・ヘラクラブの子どもたちが全員合格する中、ロナは不合格(補欠1番)となる。
実力では勝っていたものの、ソジンに買収された審査員によって不当な採点となってしまったのだ。
不合格の通知に絶望したロナは大雨の中、外に飛び出し自暴自棄となる。
「失敗していないのに不合格になったのはお母さんのせいよ」と激しく母を責め立てるロナ。
ユニは泣きじゃくる娘をただ慰めることしかできなかった・・・。
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チョンア芸術高校・声楽科の首席合格者は中卒認定試験を受けたミン・ソラだった。
試験会場ですれ違ったソッキョンは彼女の正体に気づき、偶然、ヘラパレスのロビーに居合わせたソラはチュ家に連れて行かれる。
ダンテは名前や経歴を詐称し家庭教師として家に入り込んでいた貧しいミン・ソラを罵倒する。
チュ・ダンテだけではない。
ヘラクラブの母親たちは首席合格したのがミン・ソラだと知ると動揺した。
貧しいソラが首席であること、また自分たちの子どもが彼女と同級生になることを嫌悪したのだ。
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ソラに身元を欺かれ、首席合格の座も奪われたソッキョンは彼女を憎悪する。
リトル・ヘラクラブの子どもたちとグルになってソラを拉致し、人気のない場所に連れて行く。
泥棒、詐欺師とソラを罵る子どもたち。
そんなリトル・ヘラクラブのメンバーにソラは正面から言い返す。
「確かに私は貧乏で学校にも通えなかった。
レッスンなんて手の届かない夢だった。
一日中 働いていたの。
そんな私に負けたあなたたちからは 何?
腹立たしいのはこんな私に負けたこと?
立派な家も親もお金も何でも持っているあなたたちが私を目の敵にするなんて…
あなたたちはかわいそうで哀れだ…」
彼女の言葉にプライドを傷つけられた子どもたちはソラに容赦のない集団リンチをおこない、その写真を撮り続けた・・・
感想
2話もストーリーの展開が驚きの早さです!
娘ロナのためとはいえユニが恐喝して賄賂のお金を用意したのには驚きました。
この他にも学歴重視の社会問題を風刺しているような場面も多く描かれています。
受験生を抱える親もそうですが、子どもたちのプレッシャーは相当なものでしょう・・・。
(とはいえ、ソラが虐められるシーンは酷すぎて、リトル・ヘラクラブの子どもたちに同情の余地はありませんが・・・)
愛犬を大切にお世話している健気なソラを応援している自分がいます。
3話のあらすじと感想(ネタバレあり)
- 3話のタイトル:疑惑の合格者
- 3話の視聴率:12.3%
- あらすじ(ネタバレあり)
- 感想
あらすじ(ネタバレあり)
スリョンはソラに暴言・暴行をおこなった夫ダンテにむかい、「こんな人だったとは・・・」と非難する。
彼女が去った後、彼は怒りから茶碗を握りつぶす。
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一方、集団リンチにあったソラは、フラフラの状態で家にたどり着く。
「ただ頑張って生きてきただけなのに・・・
必至に努力しただけなのに・・・」
そう呟きながら大粒の涙を流すソラ・・・。
ちょうどその時、傷心のソラにスリョンからのメッセージが届く。
「無事に家に着いたかしら?
何はともあれ、首席合格おめでとう。
あなたの歌声は美しいでしょうね・・・」。
スリョンの優しさに触れ、再び涙ぐむソラだった。
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場面は変わって、ジェニの合格を祝う中学校前。
母のカン・マリは校門前に合格祝いの横断幕を張り、差し入れを大盤振る舞いする。
そんな中、補欠1番で不合格だったロナとユニが登校してくる。
不合格のショックでやつれているロナに向かって、追い打ちをかけるように侮辱の言葉を浴びせるジェニ。
そして得意げに「最初から合格者は決まっていたのよ」と打ち明ける。
さらにミスをして実技試験後に泣いていたソジンの娘ウンビョルが合格していたことを知り、ロナは入試に不正があったのではと疑いを強める。
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居ても立っても居られないロナはソジンのスタジオを訪ね、ソジンに会わせて!と懇願するも拒絶される。
ソジンに会わせてもらえないとわかると、ロナは怒りにまかせて入口に飾ってあった合格祝いの花環を倒し始める。
ガチャーン、ガチャーンとすごい音で壊れていく花環たち。
そこへ、リトル・ヘラクラブの女の子たちがやって来る。
彼女たちがロナの言動を責め立てる中、ロナはウンビョルの名札を見て彼女を詰問する。
「あなたがウンビョルね。
試験の時 泣いているのを見たわ。
ミスしたでしょ?
お母さんのコネで合格したんじゃないの?」
単刀直入にズバリと尋ねるロナ。
ロナの直球の質問に狼狽えながらも、不正を否定するウンビョル。
大声で言い争いをしていると、そこへソジンが姿を現した。
ソジンを見たロナは、
「私が落ちた理由を教えてください。
採点結果を公表するまで納得できません。」
と抗議するも、
「あなたには素質がない。
試験に落ちたのは実力不足だ」
とあしらわれる。
しかしそれでも納得のいかないロナは、「採点表を見るまでは動かない」とスタジオ前のフロアに寝転がる。
ロナのその姿に動揺したウンビョルは「何してるのよ 立って!」とロナを無理に起こそうとする。
もみ合いになる2人。
そのはずみでウンビョルが床に倒れ、腕に負傷をする。
この騒動の一部始終を傍らで目撃した人が1人いた。
100階のペントハウスの住人、スリョンその人だった。
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ロナは器物損壊、デマ拡散、名誉棄損などの罪で警察へ連れて行かれる。
ロナを迎えに来た母ユニに「譲歩は一切しない」との言葉を残し、ソジン親子は去る。
後の手続きを一任されたのはヘラパレス55階の住人で弁護士のイ・ギュジン。
彼はユニに示談金1億ウォンを要求し、示談金を支払えない場合は法的対処をすると無情に告げる。
貧しいユニに1億ウォンの示談金を払えるはずもなく、彼女は途方に暮れる。
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警察署に妻ソジンを迎えに来た夫である医師のハ・ユンチョル。
彼はそこでオ・ユニを偶然見かける。
彼は彼女に見つからないように急いで姿を隠すと、心配そうに親子を見つめ、ユニの名前を呟く・・
ユニとユンチョルは高校の同級生という以外に何か特別な関係がありそうだ・・・。
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チョンア芸術高校のオリエンテーションの日が来た。
ユニはロナの補欠入学について尋ねに行くが、「実際のところ補欠はないも同然だ」と断わられる。
そこへ現れた理事長の娘、ソジン。
ユニは娘ロナのために自分の気持ちを押し殺して、ソジンの前にひざまずき懇願する。
「私が悪かったわ。
何でも言うことを聞く。
お望みなら あなたの家の掃除だってする」
と切々と訴えるも、
「今まで賄賂やコネを毛嫌いしていたくせに、子どものことになると見境がないのね」
とソジンは見下す。
そしてユニの耳元に、こう呟いた。
「頼んでも無駄よ。
それより合格者を1人殺して娘を入学させたら?
あなたならできる・・・」
そして早く示談金を用意するように告げると、冷笑を浮かべてその場を去って行った。
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一方、首席合格したソラもオリエンテーションにやって来た。
が・・・
ネットにはソラへの誹謗中傷がいくつも書き込まれており、あからさまな無視や非難を受ける。
それだけではない。
ソジンはソラの入学を阻止しようと、入学辞退届を書くことを強要する。
だが、ソラも一筋縄ではいかない。
初めこそ入学させてほしいと哀願するも、ソジンの素っ気ない態度に業を煮やしたソラは、ダンテとソジンの浮気現場を目撃したこと、そしてその映像を持っていることを告げる。
それを聞いて激しく動揺するソジン。
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オリエンテーション後の生徒たちの会話で、首席のソラが合格を取り消されるかもしれないという話を知るオ・ユニ。
「合格者を1人殺して娘を入学させたら?
あなたならできる・・・」。
というソジンの言葉が頭を離れないユニ。
夜道を歩くソラを襲おうとするも実行できず・・・
生活のために一生懸命働いているソラの姿を見て、
「こんな気の毒な子から奪うなんてダメ・・・
他の手があるはずよ・・・」
と後悔の念を抱きながらその場を立ち去った。
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けれども示談金を払うお金はなく、ユニは自宅を売却することを決意する。
その事実を知ったソジンの夫ユンチョルは匿名でユニの示談金を支払う。
弁護士のギュジンは1億ウォンもの大金を肩代わりしたユンチョルとユニの関係を怪しみ、2人の関係を詮索するがユンチョルに激怒される。
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ヘラパレスの親たちも心穏やかではない。
貧しいソラが首席で合格し、自分の子どもたちと同級生になるというのだ。
チョンア芸術高校の実力者であるソジンに媚びを売りたいカン・マリとコ・サンアはソラの合格取消を求める署名を集め、ソジンに手渡す。
しかし…
署名活動を喜ぶと思ったソジンは、
「私の許しを得ず、勝手なことをしたの?
余計なことをして なぜ相手を刺激するの?」
と激怒する。
ソジンの怒りの理由がわからず、戸惑う2人。
ちょうどそのとき、彼女たちの携帯が一斉に鳴った。
流れ出したのは…
ソラへの集団リンチを録音した音声ファイルだった・・・。
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ヘラパレスの1室で親と子が集まっての緊急会議。
そこでは自分の子どもを庇い、お互いに罪を擦り付ける醜い姿が・・・。
公平なスリョンはソラに謝罪し、高校への入学を認めるように提案する。
しかしソジンはスリョンの意見に反対。
「ミン・ソラを呼んで話そう。
明日はヘラパレスの1周年パーティーもあるので言動に注意するように」。
ダンテのこの言葉で会議は終わった。
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その言葉どおり、翌日、ソラはヘラパレスに来るようにダンテに呼び出される。
指示のあった50階を訪ねるが、そこで注射で眠らされ、気づけば薄暗い機械室にいた。
椅子に縛られ拘束されたソラの目の前には、薄笑いを浮かべながらお茶を飲むダンテとソジンの姿が。
浮気現場の映像を渡すように言われるが、賢いソラは携帯を持参していなかった。
それを知った2人はソラの口にガムテープを貼ると、彼女をそのまま放置して機械室を出ていくのであった。
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ここはスリョンの実の娘、へインの病室。
16年間この部屋で眠り続けている彼女にも魔の手が伸びようとしていた。
ダンテがへインの延命処置を止め、装置を切るように秘書へ命じたのだ。
近ごろ容態が悪い娘のために病室を訪れたスリョンは医療機器の電源が何者かによって切られているのを見つけて慌てる。
とそのとき・・・
「あなたはチュ・ダンテに騙されている。
ヘインは娘ではない」
という手紙がドアの下から差し込まれる。
急いで廊下に出るスリョン。
だが手紙の主はすでに姿を消していた・・・。
この手紙を読んで疑心を抱いたスリョンはすぐにDNA鑑定をおこなう。
鑑定結果は、「血縁関係なし」。
病室で眠る少女へインはスリョンの実の娘ではなかったのだ・・・。
ダンテを疑い始めたスリョンは彼の留守中に書斎を調べ、そこで「切り取られた指」を発見する・・・。
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話は結婚前に遡る。
アメリカの大学に留学していたスリョンはそこで恋人ができ、子どもを授かる。
彼女は婚約者のダンテにその事実を伝え、別れを告げる。
憎しみと怒りに燃えたダンテは婚約者の男性を射殺したうえ、ピアノを愛していた彼の指を切り落とす。
殺害現場に居合わせていたスリョンはショックで倒れ、犯人であるダンテの顔を見ていなかった・・。
その後、無事に出産したスリョンであったが、「赤ちゃんは出産時に脳に障害を負い眠ったままだ」とダンテから告げられる。
自分を責めるスリョンに「君もへインもこれからは私が守る」と優しい言葉をかけるダンテ。
「君に捨てられた勢いで結婚したが、妻は出産後に亡くなった。
残された双子の母親になってくれ…」と請われ、
スリョンは彼と再婚したのだった。
切り取られた恋人の指を見つけて、真実を知ったスリョン。
ちょうどそのとき、1本の電話がかかってくる。
「私の話を信じる気になったか?」
それは、あの手紙の主からであった。
彼は話を続ける。
「実の娘を見つけたくないのか?」と・・・。
娘が生きていると聞いて驚愕するスリョン。
「言うとおりにすれば娘は見つかる。
ただし慎重に動かなければ実の娘もへインも死ぬ。
アメリカで死んだあの男のように・・
確かなことはもうすぐへインの心臓が止まるということだ。
そうすればダンテの罪は永遠に葬られる」
へインの命を救うため・・・
そして実の娘を見つけるため・・・
スリョンは決意する。
そのとき、手紙の主である謎の男から1通のメッセージが届く。
2004年12月にソマン養護院に預けられた子どもを探せという指示だった。
探偵に多額の報酬を支払い、閉院した養護院の元院長の所在を突き止めたスリョンは当時の名簿を手に入れる。
その名簿を見たスリョンは驚愕するのだった・・・。
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一方、場所はヘラパレス。
薄暗い機械室では口にテープを貼られたままのソラが椅子に拘束されている。
長時間閉じ込められているせいか、意識が朦朧としている状態だ。
またスリョンが不在のまま、ヘラパレス1周年の記念パーティーが盛大に開かれている。
ドレスを着飾り、ダンスに興じているヘラクラブのメンバーたち。
夜空には美しい花火が何発も打ち上げられていた・・。
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その夜空の花火を川の岸辺で眺めている女性が1人いた。
オ・ユニだ。
チョンア芸術高校に合格できなかった娘ロナは自暴自棄となっていた。
傷心の娘を見守りながら、示談金を払うために懸命に働くユニはこの日、岸辺でお酒を飲み泥酔していた。
知らず知らずのうちに向かった先は1周年記念パーティーで盛り上がるヘラパレス。
「こんな人生になったのも、ロナのことも、みんな あんたのせいだ」
と言いながら、ソジンのもとへ行こうと泥酔した足取りで階段を登るユニ・・・。
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気づけば・・・
翌朝、家のソファーで寝ていた彼女。
そこへ1本の電話が。
補欠のロナが繰り上げ合格となったというのだ。
驚きながらその理由を尋ねるユニに電話の相手が答えた。
「合格者の1人がゆうべ亡くなった」と・・・。
感想
怒涛の勢いでストーリーが展開する3話。
一番驚いたのはダンテとスリョンの結婚にまつわるストーリー。
チュ・ダンテという男、最初から怪しげではありましたが、まさか殺人まで犯しているとは・・・。
恋敵の指を切り落とすという蛮行に彼の異質さが現れていて本当に怖いです。
スリョンとダンテ、この夫婦の今後はいったいどうなるのか?
スリョンが見た名簿には何が書かれていたのか?
続きが気になって、早く4話に進みたいです!
それにしてもソジンの悪女ぶりもなかなかのもの。
だけど・・・
ロナの入学を懇願するユニに放つソジンの一言は考えさせられました。
「コネや賄賂を毛嫌いしていたあなたが娘の不正入学を願うのか?」と。
自分がその立場になったらどうだろう?…
ジェニの合格を横断幕まで作って喜ぶカン・マリに呆れつつ、そこまではやらないにしても、自分にも同じ想いが潜んでいるのではないかとハッとした場面も。
40代、50代で子どもの受験を体験した親なら共感できる心情が描かれているように思います。
このあたりは韓国ドラマの名作、「スカイキャッスル」と共通しているテーマですね。
高校に不合格となってしまったロナとヘラパレスに囚われの身となっているソラの今後は如何に?
ユンチョルとユニの特別な関係を暗示させる流れも気になるところです。

4話のあらすじと感想(ネタバレあり)
- 4話のタイトル:証拠隠滅の大作戦
- 4話の視聴率:15.1%
- あらすじ(ネタバレあり)
- 感想
あらすじ(ネタバレあり)
ヘラパレス1周年パーティーで人々が集まる中、ソジンとダンテのたくらみで機械室に監禁されたソラ。
不倫を知るソラから何とか証拠の映像を取り上げようとする2人だったが、ソラは決して渡そうとしない。
1周年の夜を彩る花火が上がる頃、サンアがヘラ像に抱かれたソラの遺体に気付く。
スリョンを除くヘラクラブの6人は子供たちのリンチ事件が表沙汰になることを恐れソラの遺体をヘラパレスの外に運び出そうとするのだが…
感想
韓国ドラマあるあるの「赤ちゃんすり替え」。
気の毒なソラは出生だけではなく、その後の短い人生も波瀾万丈、過酷な人生だったのが気の毒すぎます。
スリョンが問いただしたように、誰と養子縁組をしたのか、なぜ冤罪(窃盗容疑)で縁組を解消されたのか、が気になります。
1話のオ・ユニの絡みからちょくちょく登場するチェ議員とも何か因縁があるのでしょう。
その他にも・・・
機械室に忍び込んでソラの拘束を解いたのは誰か?
不倫現場を目撃したスリョンはダンテに見つかるのか?
ギュジンのアンティークの懐中時計はどうなるのか?
などなど、5話以降の展開を早く観たいです。
やはり韓ドラは中毒性がありますね(笑)
それにしても「子どもの将来を守るため」という大義名分のもと、ソラの遺体を遺棄する大人たち・・・。
私自身、同じ立場なら同じことをしてしまう危うさはあるかもしれませんが、良心の呵責もなく平然としている大人たちには本当に腹が立ちました。
ソラの死後、様子が変わってしまうウンビョルが一番正常なのかもしれません。
ヘラパレスを象徴する噴水のヘラ像。
女神ヘラは「結婚と貞節」の守護神なのだとか。
ヘラパレスを設計し所有しているダンテ、そこに住まう心無い大人たちに対する最大の皮肉かもしれません・・・。

5話のあらすじと感想(ネタバレあり)
- 5話のタイトル:怪しい行動
- 5話の視聴率:14.2%
- あらすじ(ネタバレあり)
- 感想
あらすじ(ネタバレあり)
夫の裏の顔に気付いたスリョンはソラに何が起きたのかこっそり調べ始める。
ソラの住んでいた部屋を訪れると、そこにたまたまギュジンとユンチョルが懐中時計を捜しにやって来る。
2人の会話を隠れて聞いていたスリョンはヘラパレスの面々がグルだったことを確信する。
一方ウンビョルはソラが死んで以来、異様なまでにおびえるようになっていた。
思い詰めたウンビョルは母親のソジンに自分だけが知るある秘密を打ち明けるのだが…
感想
前回4話までのストーリーの謎が解ける場面あり、新たな謎が生まれる場面あり、の第5話。
アメリカの養子縁組先はとても裕福で、優しそうなご両親でした。
もっと意地悪な家庭を想像していたので、ちょっとびっくり。
初めて家族ができて幸せそうなソラの姿を見れて嬉しかったです。
犯罪(窃盗)が原因で養子縁組が解消されたそうですが、ソラと新しい家族に何があったのか?
チェ議員の「あの子(ソラ)は死んでも金になるな」という一言もとっても気になります。

6話のあらすじと感想(ネタバレあり)
- 6話のタイトル:裏の顔
- 6話の視聴率:16.1%
- あらすじ(ネタバレあり)
- 感想
あらすじ(ネタバレあり)
夫の隙をついてオフィスを探っていたスリョンはユン室長に見つかりとがめられる。
しかしチョ議員に脅されて窮地に陥っている今、簡単に諦める訳にはいかなかった。
スリョンは必死になってユン室長に頼み込み、ついに新たな情報を得る。
そしてチョ議員の別荘を訪れたスリョンは手にした情報を元に議員を追い詰めるが、相手は開き直りもみ合いになってしまう。
だが絶体絶命のピンチの先には予想だにしない展開が待っていた。
引用
感想
こんなに展開の早い韓ドラはそうそうないのではないでしょうか?(笑)
チョ議員にソラが娘だとバレて脅されるスリョン。
このチョ議員は身寄りのない子どもとアメリカ人の裕福な家庭を養子縁組させ、骨髄移植を済ませたら犯罪の汚名を着せて国外追放にする、とんでもない男。
ソラもその犠牲者だった。
ソラの復讐のためチョ議員と芸能人の不倫をマスコミにリークし、彼と直談判するために別荘を訪れるスリョン。
ここで助けに駆け付けたユン室長と激しいもみ合いになってチョ議員は転落死。
前回5話の「感想」にソラ殺しの犯人とチョ議員殺しの犯人は同一犯なのか?と書きましたが、ここであっさり犯人がわかってしまいました(笑)
仕事が早く、有能で、情に厚いユン室長。
本当に大好きなキャラだったのにあっけなくこの6話でお亡くなりに・・・。
長年、ダンテのような極悪非道の男に心から仕えていた忠心の部下を「老犬」呼びするダンテにどうして義理を果たす必要があったのか・・・。
海外逃亡して、第二の幸せな人生を送ってほしかったです…
それにしても、スリョンのポーカーフェイスはすごい!
復讐を誓っている夫ダンテに優しい笑顔を振りまきつつ、一瞬で無表情に・・・。
ダンテとスリョン夫婦に比べたら、鬼の形相のソジンとユンチョルの壮絶な夫婦喧嘩のほうがまだ正常かも、と思ってしまいます。
だけど17年間もお世話をしたへインを用済みと思えば殺そうとするダンテはやっぱり恐ろしい・・。
自分の実の娘ではないと知っても、変わらない愛を捧げて命をかけて彼女を守ろうとしたスリョンは優しいですね。
ここで愛情が薄れてしまうなら、ソラのアメリカの里親と一緒になっちゃいますから・・・。
6話ではいよいよ不動産もストーリーの要素に加わってきましたが、これからどうなるんだろう・・・。
怪しさしかない闇金で借金なんてして大丈夫なのかな? ユニさん・・・。
再開発のニュースが遅れているのはどうしてなんだろう?
新たなハラハラに次回が気になります。
お互いの利害関係で結びついていたヘラクラブのメンバーもスリョンの巧妙な脅かしで瓦解寸前。
彼らの関係が今後、どう変化していくのか?
チョンア芸術高校の入学式で独唱を歌うはずだったロナはソジンの悪巧みで交通事故に。
このままウンビョルがステージに立って忌まわしい過去が繰り返されるのか?
さっそく7話にいきましょう!

7話のあらすじと感想(ネタバレあり)
- 7話のタイトル:ルール破りの関係
- 7話の視聴率:15.9%
- あらすじ(ネタバレあり)
- 感想
あらすじ(ネタバレあり)
入学公演で独唱するはずだったソッキョンはソジンにカンニングがばれて大役を降ろされてしまう。代わりに晴れ舞台に立ったウンビョルを苦々しい思いで見つめるソッキョン。一方ユニは一攫千金を夢みてミン・ソラが住んでいたポソン村の家を手に入れたものの、期待していた再開発の発表はなく借金の取り立てにおびえる日々を送っていた。娘のロナに激しく反発されたユニは、ついにポソン村の家を売りに出す決意をするのだが…
引用
感想
いよいよロナに対する苛めが本格化してくる第7話。
双子の兄妹の関係
チュ家の双子の兄妹が仲が良いのは分かるのですが、どうして兄のソクフンは過剰なまでに妹を庇いだてするのでしょうか?
妹の意地悪や苛めに意見することなく加担する態度に?です。
最後に・・・
今回のストーリーは高慢で強欲なソジンの意外な一面が描かれたシーンもありましたね。
両親から出来の良い妹夫婦と比べられ、娘ウンビョルさえ貶されるソジンが可哀そうでもあるのですが・・・
ソジンがユンチョルに投げつけた言葉が思い出されます。
「あなたに染み込んだ劣等感が嫌い」と。
この言葉は自分自身のことなのかもしれません。
歌の才能も恋愛もユニに勝つことができず、相続も妹に負けてしまいそうなソジン。
自分の都合だけで愛人関係をきっぱりと切ったダンテの一言、「愛している」という言葉を素直に喜ぶソジン。
人は愛されてこそ愛することを学べる存在なのだと思いました。

8話のあらすじと感想(ネタバレあり)
- 8話のタイトル:謎の体育教師
- 8話の視聴率:16.5%
- あらすじ(ネタバレあり)
- 感想
あらすじ(ネタバレあり)
契約書に押印しようとした瞬間、ポソン村の再開発が発表されて大喜びするユニ。しかしそんなユニにまたもロナが学校で問題を起こしたと連絡が入る。駆けつけたユニはかつてロナの入試を邪魔したマ・ドゥギが担任になったことを知り、ソジンに説明を求めるがはぐらかされてしまう。その夜、帰ってこないロナを心配したユニはスリョンに苦しい胸の内を打ち明ける。やがてスリョンに連れられて帰ってきたロナは白い犬を抱いていた。
引用
感想
今回の8話でも、またいろいろと新しい展開が。
風変わりな新人体育教師の登場や、ロナとスリョンの急接近が個人的には気になります。
夫たちを競売で出し抜いたのはスカッとしましたが・・・
映画館での浮気現場をわざとユニに目撃させて同情を買ったりするあたり、さすがに怖いです。
財閥令嬢の心優しいスリョン、だけではなくなりそうですね・・・。
ダンテへの復讐のため明洞の土地の入札を横取りしたスリョンとユニのペア。
ダンテ、ユンチョル、ギュジンの3人が半狂乱になっていましたが、不動産の争奪戦にも今後目が離せません。
生前のソラに出会っていたユニ
ソラがかつて住んでいた部屋に引っ越してきたユニ。
そこで悪夢とソラの幻を見て、思い出すのです。
ソラが亡くなったあの日、ヘラパレスで彼女に会い、助けを求められていたことを…
どうしてそんな大事なことを忘れていたの?と思いますが(笑)、ソラの死にはまだたくさんの謎が残っていますね。
最後に…
今回の8話では、ソウル大に行くために勝ってトロフィーを掴むことを強要するソジンが描かれていますが・・・
このテーマはskyキャッスルと良く似ています。
ただ有名大学を目指す母親の動機がペントハウスとスカイキャッスルではちょっと違うような気もします。
もちろんどちらも親のエゴや見栄はあるのですが、skyキャッスルのほうがもう少し子どもの気持ちに寄り添い、もっと真剣に子どもの将来を考えていたと思います・・・。
たとえその方向性が間違っていたとしても、です。
特にソジンの場合は自分が得られなかった夢を押し付けている(しかも強力に、容赦なく)、それが見ていてとても痛々しいです。

9話のあらすじと感想(ネタバレあり)
- 9話のタイトル:手ごわい交渉相手
- 9話の視聴率:17.4%
- あらすじ(ネタバレあり)
- 感想
あらすじ(ネタバレあり)
ユニが競売で落札した物件が喉から手が出るほど欲しいチュ・ダンテ。手に入らなければ大金をつぎ込んだ一大プロジェクトは頓挫してしまう。ダンテは早速ユニに破格の条件で売買契約を持ちかけるが、ユニは絶対に売らないと断言する。業を煮やしたダンテは手荒な方法で物件を取り上げようと計画し、それを知ったユンチョルは1人でユニの救出に向かうのだった。大乱闘の末、脱出に成功するがそこにダンテが立ちはだかり…
引用
感想
夫チュ・ダンテと抜け目のないソジンに疑いの目を向けられ始めたスリョン。
手に汗握る9話でした。
次は第9話の疑問点について。
ユンチョルの今後
これまで違法な地上げで莫大なお金を稼いできたダンテとギュジン、ユンチョルの三人。
今回の標的が元カノのユニであったことから、ダンテとギュジンを裏切ったユンチョル。
お金だけで結びついていた彼らの関係に亀裂が生じ始めます。
ユニの機転で今後の交渉の窓口となった彼ですが、今後、大丈夫なのでしょうか?
ダンテに命を狙われそうで心配です。
体育教師ク・ホドンの正体
いよいよ本格的に動き出した体育教師、ク・ホドン。
スリョンとソラの本当の関係を知っていた彼は何者なのでしょうか?
ソラが亡くなる直前に話していたオッパが彼なのでしょうか?
双子の兄妹の関係
2人の関係を茶化したクラスメートがソクフンに暴行を受けるシーンがありましたが…
双子の兄弟のソクフンとソッキョンの関係には何か秘密があるのでしょうか?
第7話の「感想」にも書きましたが、引き続きストーリーを追っていきたいと思います。
最後に…
今回は上品で美しいスリョンの別の顔を思い知らされた回でした。
夫ダンテとソジンが自分に疑いの目を持ち始めたことに気づいた彼女は、ソマン養護院の元院長を脅迫犯に仕立て上げます。
探偵に電話をかけさせたタイミング、元院長の倉庫に偽の脅迫文や写真・ギュジンの懐中時計を仕込むあたり、完璧な知能犯ですよね。
でもスリョンが元院長を殺害させた本当の理由・・・。
それは疑いの目を自分からそらすことではなくて、彼から裏切られ不当な扱いを受けたソラのための復讐だったと思います。
彼女がユニに繰り返し告げる言葉。
「母親だったら娘のために何でもできる」と・・・。
娘に何もできなかった自分、そしてそのチャンスが二度と巡ってはこない自分への自責が込められた言葉のように響きました。

10話のあらすじと感想 /ネタバレあり
- 10話のタイトル:過去への罪悪感
- 10話の視聴率:18.8%
- あらすじ(ネタバレあり)
- 感想
あらすじ(ネタバレあり)
第10話は謎の体育教師ホドンがチュ家を訪ねるところから始まる。
彼はソクフンとソッキョンの虐めを見逃すことはせず、厳しく対応するとスリョンに告げるが・・。
それを見たダンテはホドンに賄賂を渡す。
そしてそれをあっさりと受取り、喜ぶホドン。
暴行の証拠の動画もダンテの前ですんなり削除するのだった。
୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧
一方、ユニがヘラパレスに引っ越してきたことでヘラクラブのメンバーは大騒ぎ。
ユニは明洞の土地をダンテに譲るかわりに、その交換条件としてヘラパレスへ入居するのに必要な推薦状をダンテに書かせたのだった。
その事実を知ったソジンは大激怒。
ダンテに詰め寄り、これまでの経緯を知らされる。
そして自分の夫のユンチョルが初恋の相手オ・ユニを助けたことに愕然とするソジン。
彼女は20年前にどんな酷い手を使ってユニからユンチョルを略奪したかを回想するのだった。
その当時、貧しい医学生のユンチョルとユニは仲の良い恋人同士だった。
が・・・
ライバルのユニが恋人ユンチョルと楽しそうにデートしている姿を目撃したソジンは激しく嫉妬する。
そして父に口利きを依頼し、ユンチョルはチョンア財団の奨学生に。
そのことで仲たがいしたユニに見せつけるようにユンチョルにキスするソジン。
優勝トロフィーだけでなく、愛するユンチョルまで略奪したのだ。
୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧
ユニは娘ロナと約束したとおり、念願のヘラパレスの住人となる。
意気揚々とする彼女は、偶然出くわしたソジンに宣言する。
「私があなたに奪われたものをすべて取り返す」と。
୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧
一方、チョンア芸術高校では広報モデルのオーディションが行われることに。
立候補するリトル・ヘラクラブの子どもたち。
そんな中、ウンビョルがかねてから好意を持っていたソクフンに告白をする。
しかしロナに好意を抱いているように見えるソクフンに、「今は返事をしないで」と保留を願う。
不安と怒りに駆られたウンビョルはロナに罠を仕掛ける。
୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧
明洞の再開発のプロジェクトも次のフェーズへ向かっていた。
アメリカの大富豪、ローガン・リーとの提携だ。
韓国不動産の視察のため、現在、韓国を訪問中ということだが、彼についての詳しい情報は手に入らない。
焦ったダンテは彼の宿泊するホテルを訪ねて面会を請うも、素っ気なく断られる。
アメリカの大富豪、ローガン・リーの正体はいったい・・・
୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧
ここでもう一人、意外な過去が明かされる人物がいる。ジェニの母、カン・マリだ。
実は彼女、底辺から這い上がってヘラパレスの住民となった成金だ。
マリ湯という銭湯でカリスマ・垢すり師として生業を立てていた彼女。
3ママと呼ばれるセレブ3夫人の厚い信頼を得たことで成功をおさめたのだ。
垢すりに情熱をかけているカン・マリはヘラパレスの住民となっても、自分の原点であるマリ湯で働き続けているのだった。
୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧
一方、ヘラパレスに引っ越してきたロナの家を突然訪問するリトル・ヘラクラブの子どもたち。
しかし歓迎どころか、ロナの母のおもてなし料理を酷評する。
そんな中、ソクフンは美味しそうにそれを食した。
釣られて食べ始める子どもたち。
それを苦々しい表情で見つめるウンビョル。
彼女はこっそりロナの部屋へ忍び込むとロナの日記を盗み読む。
ロナもソクフンに好意を抱いていることを知るウンビョル。
そこへソッキョンがやって来る・・・。
୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧
学校では大事件が起こっていた。
ジェニの高価なヘアピンがなくなったのだ。
そのことがきっかけでクラスでは持ち物検査が行われる。
そしてなんとロナの持ち物からタバコと成人雑誌が見つかるのだ。
それを仕組んだのはウンビョルだった。
しかしソッキョンの仕業だと勘違いしたソクフンは妹ソッキョンをきつい口調で責める。
୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧
ヘラパレスでも新たな騒ぎが始まっていた。
ソジンがユニのかつての姑を見つけ出し、そそのかしたのだ。
姑は嫁であるユニがこれまでどんな酷い仕打ちをしてきたかを訴えるが、事実は逆だった。
「浮気をした夫の借金まで返済し、姑には生活費を渡していた」ことを涙ながらに切々と話し出すユニ。
過酷なユニの過去を知って心を痛めるユンチョルであった。
ヘラパレスの住民であるカン・マリやサンアまでもユニに同情するのであった。
୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧
姑をそそのかしたのがソジンの仕業と知ったユニはついに逆襲を始める。
20年前にされた同じことをソジンにやり返したのだ。
あの時と同じ店でユンチョルと会い、抱き合う姿をソジンに見せつけたのだ。
逆上したソジンは愛人ダンテのもとへ車を走らせるが、その後ろをユンチョルが追いかけていたことに気が付かない・・・。
ダンテと妻ソジンの不倫現場を目撃したユンチョルは別荘にあった銃を握りしめるのだった。
それとほぼ同時に鳴り響く銃声・・・。
୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧
ユンチョルが自分を訪ねてくることを予期していたかのようなユニだったが・・・
突然、彼女を訪ねてきたユンチョルの手には大量の血がついていた。
感想
これまでの怒涛の展開はひと休み。
ユニとユンチョルの過去、ソジンがおかした略奪愛、そしてユニの辛かった結婚生活など、過去の悲しい出来事が掘り起こされた10話でした。
次は第10話の疑問点について。
新キャラ、アメリカの大富豪・ローガン・リー
過去の悲劇がテーマの10話でしたが、新キャラも登場しました。
韓国の不動産を視察に来ているという大富豪ローガン・リー。
その正体はほぼ予想がつくものの、今後、どこまでストーリーに食い込んでくるのか、今から楽しみです。
この回ではカン・マリの意外な過去も語られました。
銭湯の名前が何のひねりもない「マリ湯」だったのは可笑しかった(笑)
THE・成金のカン・マリですが、仕事にかける情熱が素晴らしい!!
最近、仕事に情熱を持てない私には羨ましくもありました。
底辺から成りあがったと自負するカン・マリ。
だとしたら・・・
ユニの気持ちを一番理解できるのも彼女のはずなのですが・・・。
ロナとジェニ、子どもが絡む間柄だから難しいのでしょうね。
(過去、PTAや部活で何度もそういう場面を見て、 の感想です)。
子どもさえ絡まなければ、ユニとカン・マリは意外と良い友人になれたと思うのは私だけでしょうか?
最後に…
今回はユニ、ソジン、ユンチョルの因縁の過去の物語が語られたわけですが…
(ユンチョルとの仲を見せつける場となるカフェの名前もそのものズバリでしたね)、
利己的なソジン、優柔不断なユンチョル、直情的で一本気なユニ。
過去に遡ってそれぞれのキャラクターの気質や善悪が描かれていて、共感できるところ、同情してしまうところ、引いてしまうところなど、登場人物の内面に少し入り込めたような気がします。
スカイキャッスルのように善人、悪人がはっきりと分かれていないところ、善人に見える登場人物の中にも悪が潜んでいる、そんなリアルな人間の姿を描いているところがペントハウスの魅力なのかもしれません。

11話のあらすじと感想 /ネタバレあり
- 11話のタイトル:2人きりの夜
- 11話の視聴率:21.2%
- あらすじ(ネタバレあり)
- 感想
あらすじ(ネタバレあり)
マ・ドゥギはタバコの件でロナを追求するが、ロナは自分のものではないと言う。
しかしマ・ドゥギはロナの話を取り合わない。
この時、ソクフンは2人の会話を外で聞いていた。
中に入ろうとするソクフンを引き止めるウンビョル。
「なぜそんなことをするの?」と
たずねる彼女にソクフンは「告白の返事だ」と言って次のように答える。
「おまえのことが好きではない。 だから関わらないでくれ」と。
ソクフンは「タバコを入れたのは自分だ」とマ・ドゥギに伝えるが、彼は「ロナをかばっているのか?」と言ってソクフンの話を信じない。
୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧
一方、チュ·ダンテはローガン·リーに再度、面会を申し込むも断られる。
イライラがつのるダンテ。
ちょうどこの時、ホドンが彼を訪ねて来る。
馴れ馴れしく自分に接してくる彼を忌々しく思ったダンテはホドンをそっけなく追い出す。
そして帰りのエレベーターでホドンを痛めつけるようにと秘書に命令し、暴行を加える。
୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧
ソクフンを職員室に迎えに来たスリョンにユニからメッセージが届く。
「今夜、ロナを預かってほしい」と。チュ家でロナに謝るスリョン。
そんな彼女にロナは「ソクフンがしたのではない」と告げる。
୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧
場面は変わって、ひと時の逢引きを楽しむソジンとダンテ。
そしてそれを別荘の外から目撃するユンチョル。
彼は怒りを抑えきれず、別荘にあった銃を手に取ると2人がいる寝室へと向かう。
が…
ちょうどその時、愛娘ウンビョルからメッセージが届く。
それを見たユンチョルは寸前のところで思い止まる。
୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧
傷心のユンチョルはユニの自宅を訪ねる。
ユニは彼を中に入れ、怪我の手当てをする。
ユンチョルはユニを抱きしめてキスをしようとするが、彼女はそれを拒み自室へと戻る。
୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧
翌朝、ユンチョルはソジンに離婚しようと告げ、ヘラパレスを去る。
昨夜、ユンチョルとユニが一緒にいたことを知ったソジンは半狂乱。
ウンビョルはそんな母の姿を見て怯える。
ソジンはユニの家に押しかけると彼女を平手打ちするのだった。
୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧
一方、ユニはスリョンにユンチョルと過ごした一晩のことを話す。
2人の間に何かあったのではないかと勘繰るスリョンに「ロナに言えないようなことはしない」と話すユニ。
そして、「どんなことがあっても一生友達でいよう」とスリョンと約束するユニであった。
୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧
ユンチョルはソジンの父に離婚の話を伝えようと昼食に誘うが、ソジンが同伴しそれを阻止する。
チョンア財団の時期理事長の座を狙うソジンは体裁を気にする父親にばれないように取り繕うのだった。
会食後、ユンチョルは緊急手術の依頼を受け、病院に戻る。
が・・・
ソジンとダンテの不倫に心乱れるユンチョルは手術中にミスを犯し、気を失ってしまう。
「もし離婚するならば時期理事長の座はない」と父から告げられているソジンは、医療ミスを犯したユンチョルの尻ぬぐいをする。彼に恩を着せて離婚を回避しようとの魂胆だった。
୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧
一方、ギュジンは清掃員が拾ったソラの携帯電話を手に入れ、ダンテとソジンの不倫に気づく。
いよいよユニの強制退去に関する投票の日がきた。
結果、スリョン・ミンチョル・ギュジン・サンアが反対票を投じ、ユニはヘラパレスへ留まることが決定する。
୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧
体育教師ホドンは妹ソラと通話したときの録音ファイルを繰り返し聞いていた。
その中でソラは「お母さんを探してほしい」と彼に頼み、「私みたいに不幸だといいのに…」と呟く。
ホドンはミン・ソラの実の母がスリョンであることを知っており、ソラの復讐のために彼女に対して辛く当たるのだった。
୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧
一方、チョンア芸術高校では広報モデルのオーディションが始まっていた。
ここでもソジンは裏工作をしており、ロナは不当な評価を受ける。
ソクフンに好意を寄せるウンビョルはロナに嫉妬し、「彼に近づくな」と詰め寄るも、ロナは拒否する。
怒りを抑えられないウンビョルはヘアピンでロナを刺そうと近づく・・・。

感想
この回ではロナとソクフンが急接近しました。
大人たちの恋愛は結構時間を割いて繊細な心理描写がありますが、ロナとソクフンの2人の恋はさっぱり・・・。
周囲の好奇の目やウンビョルの露骨な敵対心をまったく意に介さず、なぜお互いに惹かれ合うのか…
この点をもう少し丁寧に描いてもらえたら感情移入しやすかったかな?と残念に思います。
ユニとユンチョルが2人で過ごす夜。
ソジンの不倫現場を目撃した後だったので感情の波に飲まれてしまうのか・・・と思いましたが、何事もなく良かった!
「ロナに言えないようなことはしない」という母ユニの言葉は頼もしかったです。
40代、50代でもソジンのように「女性」の喜びを追求する人もいれば、ユニのように「母」を選ぶ人もいる。
そして妹を守れなかったことを後悔する日々の中で「兄」としての人生を生きようと決意する人もいる・・・。
世間体だけを気にする家族、条件つきの愛しか知らないソジンはユンチョルはもちろん、我が子ウンビョルの愛し方さえわからないのでしょうね・・・。
お皿を割ったり花瓶を壊したり、大声で怒鳴ったり・・・
韓国ドラマの激しい愛憎に心穏やかでなくなるときもありますが、それでもスーっと冷たい風が吹く冷淡な無関心さよりも人間らしくて、やっぱり韓ドラ最高と思ってしまうアラフィフでした。
騙し騙され、人間の欲望や羨望、妬みが渦巻くペントハウスの人間模様の中でスリョンとユニの女の友情は束の間の清涼剤。
願わくばこの素敵な友情が長続きしますように・・・。

12話のあらすじと感想 /ネタバレあり
- 12話のタイトル: 野球対決
- 12話の視聴率:21.5%
- あらすじ(ネタバレあり)
- 感想
あらすじ(ネタバレあり)
ウンビョルはロナを襲おうとするが失敗する。
母ソジンは目撃者がいないことをいいことにウンビョルを叱るどころかロナを脅かす。
私はいつでもあなたを退学にすることができると・・・。
୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧
一方、ホドンは「なぜソラが自分の子どもであることを隠しているのか?」とスリョンを責める。
そして、「お母さんを探して。お母さんがどうしているかを確かめたいの。私みたいに不幸でいてほしい」と話すソラとの通話を録音したファイルをスリョンに聞かせる。
ソラがずっと母親を探していたことを聞いて泣き崩れるスリョン。
そんな彼女に「地獄の果てまで追いかけて、あんたを不幸にする」と言い放つホドン。
そして「自分がソラの母親であることを家族に話せ。10日だけ時間をやる。もし自分で話さないなら俺がばらす」と彼女を脅すのだった。
୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧
じつはホドンも悲しい過去を背負っていた。
謎の体育教師、ホドンの実の正体はアメリカの大富豪ローガン・リー、ソラのかつての養子縁組先の兄だった。
病気だった自分を救うために骨髄移植をしてくれた心優しい妹、ソラ。
だがホドンの両親はソラを養子にしたままだと財産相続が面倒になるという理由で、彼女に濡れ衣を着せ、犯罪者として国外追放したのだった。
のちにその事実を知ったホドンはソラを信じず、彼女を救えなかったことを深く後悔するのだった。
そしてソラが自殺したとはどうしても思えず、彼女の死の真相を探り始めていた。
୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧
ダンテは何かと気に食わないホドンをクビにしようと彼に野球対決を持ちかける。
ホドンを負かすつもりが逆に負けてしまったダンテにソクフンのイジメ画像を公開するよう要求するホドン。
彼は賄賂をもらったふりをしていただけで、実際のところ暴行の動画も削除してはいなかったのだ。
୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧
チョンア芸術高校では広報モデルのオーディションが進んでいた。
次の審査はスピーチ原稿の朗読。しかしウンビョルは自信がない。
不安に怯えるウンビョルにソジンは本番の原稿を手渡す。
審査員に賄賂を渡し、不正に入手したものだった。
本番原稿を手に入れたウンビョルは「誰にも負けない」と自信の笑みを浮かべるのだった。
୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧
オーディションの当日。
ステージに立ったロナは本番の原稿が事前に流出していたことを告発する。
と同時にスリョンもチョンア芸術高のサイトに原稿がアップされていることを告げる。
原稿が急遽、差し替えられることになり、動揺したウンビョルはステージの上から逃げ出す。
結果、広報モデルはチュ家の双子に決定した。
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オーディションに落選したウンビョルはショックのあまり倒れる。
心配する父ユンチョルとは違い、母ソジンはそんな娘を労わることもない。
それどころか、かえって娘ウンビョルを追い詰めるのだった。
母の期待に応えようと懸命に努力するウンビョル。しかし彼女の心は壊れつつあった。
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同じころ、リトル・ヘラクラブの子どもたちにも奇妙なことが起こった。
死んだソラから子どもたち宛にメッセージが届いたのだ。
激しく動揺するウンビョル。
彼女の異変に気付いたソクフンは「知っていることを話せ」と問いただす。
「ミン・ソラが死んだのはポソン村ではない。ヘラパレスだ」と彼女は真実を告げた。
子どもたちは親の誰かがソラをヘラパレスで殺したことに気づき、動揺する。
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じつは子どもたちにメッセージを送ったのはホドンだった。
ソラが集団リンチに遭ったあの日、ソラは拉致される直前に兄であるホドンに電話をかけていたのだ。
酷いリンチの生々しい状況を電話越しに聞いたホドン。
「地獄を見せてやる」と子どもたち全員への復讐を誓ったのだった。
と同時に、ダンテへ偏執的な愛を抱くメイドの証言から、ソラがヘラパレスで殺されたことをホドンは確信する。
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一方、ダンテはユニをヘラパレスから追い出すために罠を仕掛けた。
偽の投資話をもちかけ、その話を信じたユニはヘラパレスを担保に購入してしまうのだ。
結果、全財産を失ってしまうオ・ユニ。
相談を受けたスリョンはユニにお金を取り返す方法を伝授する。
スリョンのアドバイスのとおり勉強を始めたユニはダンテの会社の面接を受けに行く。
が・・・
応募者がユニだと知ったダンテはけんもほろろに追い返そうとする。
そこでユニはある人物をダンテに紹介する。
彼が誰よりも会いたいと願っている人物、アメリカの大富豪ローガン・リーその人だった。
感想
ホドンことローガンとソラの美しくも悲しい過去に感動しました。
家族に恵まれなかったソラはローガンのことを本当のお兄さんのように慕っていたのでしょうね・・・。
里親との酷すぎる別れにもかかわらず、2人の兄妹の交流が続いていたことに心救われました。
愛犬ソルタンだけではなく、ソラのことを心から心配してくれる人がいて本当に良かった・・・。
それに比べてウンビョルの心の壊れっぷりに拍車がかかっていますね・・・。
歌の練習に勉強と、ウンビョルを追い詰める母ソジンの毒親ぶりが真に迫っていて、観ているだけで恐ろしい・・・。
あんな母親だったら家にいても気が休まらないどころか、ストレスで精神を病むのも納得です。
スカイキャッスルのように韓国の過度の学歴社会の弊害を風刺しているのかな?
「アッパ、娘のためにもう少し頑張って!」とユンチョルの背中を思いっきり押したいアラフィフ母です。

13話のあらすじと感想 /ネタバレあり
- 13話のタイトル: 相手の懐に入る作戦
- 13話の視聴率:23.9%
- あらすじ(ネタバレあり)
- 感想
あらすじ(ネタバレあり)
スリョンは夫ダンテの書斎に忍び込み、ローガン・リーの個人情報を得る。
そして「ダンテはローガンとずっと会えずにいる。もし彼と接触できたら夫はあなたを雇う」とユニに助言する。
ユニはスリョンから英語を習い、なんとかローガンに気に入られようと努力する。
が、なかなかローガンに会うことができない。
セレブのように着飾り、ローガンの宿泊しているロビーで待ち伏せするユニ。
ついに彼に会えるチャンスが訪れた。
最初こそ素っ気ないローガンだったが、ユニが「ダンテに大金を騙し取られた。お金を取り戻すためには彼の会社に就職する必要がある」と土下座して懇願すると態度が変わる。
「明日、彼に会おう」と言い、ユニの願いを聞き入れる。
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一方、ここはソジンのレッスン室。
部屋を訪れたスリョンは、置いてあったプレゼントを開けるようソジンに勧める。
包みをあけると、そこにはあの大きなルビーの指輪が。
パーティーの後、捨てたはずの指輪だ。
それを見て悲鳴を上げるソジン。
その姿を見て、彼女が犯人だと確信するスリョンだった。
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ローガンを連れてきたユニは明洞の土地の契約が終わるまでという条件付きでダンテの会社に雇われることになった。
こっそりと彼の部屋に盗聴器を忍ばせるユニ。
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ユニと入れ替わるようにやって来たのはソジン。
彼女はあのルビーの指輪をダンテに突きつけ、「これを送りつけるなんて何を考えているの?」と責め立てる。
しかし、ダンテには身に覚えのないことだった。
ソジンはスリョンを疑ったがダンテはそれを否定し、チュ家の秘密、お互いが再婚同士で、スリョンは双子の本当の母親ではないことをソジンに告白する。
そして、むしろユンチョルが怪しいと言い、宅配便を送った人が誰なのか確認しようと言う。
結果、送り主の電話番号が夫ユンチョルのものだったことを知ったソジンは、夫の仕業だと誤解する。
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一方、ローガンはソラが亡くなった日、ユニもヘラパレスにいたことを突き止める。
ソラが死んだことでユニの娘ロナがチョンア芸術高に合格したこと、またソラが住んでいたポソン村に引っ越した事実を知り、ユニを容疑者リストに入れる。
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仲の良かった父子、ユンチョルとウンビョルの関係も壊れつつあった。
「ロナは初恋の人の娘なのか」と問い詰め、父を責めるウンビョル。
その事実を話したのがソジンだと知ると、「なぜそんな話を娘にしたんだ」とユンチョルとソジンは激しく対立する。
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ウンビョルはリトル・ヘラクラブの子どもたちを呼び出し、ソラの名前を使って自分たちを脅しているのはロナだと言い出す。
子どもたちは真偽を確かめようとロナの携帯を盗み、ソラの愛犬ソルタンと一緒に写っているロナの写真を見つける。子どもたちはこれを証拠にロナが犯人だと決めつけるのだった。
そしてその腹いせにソクフンの名を騙り、ロナをコミュニティー・ルームへ呼び出す。
デートだと勘違いしてやって来たロナにソッキョンは「あなたと仲良くしたのはあなたが騙されるかどうかソクフンと賭けをしたからだ」と酷い言葉を投げつける。
そしてロナに退学するように迫り、彼女を椅子に縛り上げた。
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ダンテとスリョンはパーティーを計画し、ユニとローガンを招待することにする。
家政婦のヤンから連絡を受けたローガンはスリョンを待ち伏せして、彼女を脅す。
「明日のパーティーでソラの母親だとみんなに言え。」と。
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パーティー当日がきた。
スリョンはわざとソジンと同じスカーフを身につけ、彼女を動揺させる。
スリョンが贈ったドレスで美しく着飾ったユニがダンテの会社に雇われ、ローガンとも知り合いであることを知ったソジンはプライドを傷つけられる。
愛人ダンテが妻であるスリョンと仲睦まじくしている様子を見たソジンはお酒を煽り、爆弾発言をする。
「スリョンは双子の実の母親ではない」と。
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ソジンの一言でパーティーは険悪な雰囲気となる。
ダンテはソジンの怒りを鎮めようと、 2人きりになると彼女にキスをする。
その逢引を偶然目にしたローガンは、幸せそうに見えたスリョンが実はそうではなかったことを知る。
同じくキスの現場を見たユンチョルはダンテを殴り、取っ組み合いの喧嘩になる。
またソジンに「死ぬまで離婚はしない。一生 俺の妻として不幸に暮らせ」と言い放ち、立ち去る。
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パーティーのクライマックスである噴水の点灯式。
ローガンが点灯のボタンを押し、美しい花火が打ちあがる。
まるでソラが死んだあの日のように・・・。
そしてサプライズのくす玉が割れた。
が・・・
そこから出てきたのは「ミン・ソラを殺した犯人はこの中にいる」と書かれた垂れ幕と死体のようにぶら下がる等身大のマネキン人形、そしてソラの片方の靴であった・・・。
感想
13話はユニの魅力が描かれた回でした。
何とかローガンと懇意になろうと英語を必死に学ぶユニ。
スリョンから贈られたドレスを身に着けたユニは本当に綺麗でした。
気取らず、芯がしっかりしていながらも素直な彼女は「相手の懐」に入り込める魅力あふれる女性だと思います。
それに比べて、娘に父親の初恋の相手のことを吹き込むソジンは怖い・・・。
しかもその理由が「ロナに対する競争心を煽って勝たせるため」とは。
スカイキャッスルでも子どもの競争心を煽って勉強させる場面がありましたが、さすがに母親にそれをやられたら・・・。
ソクフンへの恋心も絡んで、ロナに異常な対抗心を抱くウンビョルはまさにソジンの娘ですね。
過度の対抗心や嫉妬は執着心を生むのだと考えさせられました。
実の親ではなくても双子の母親として懸命に尽くしてきたスリョンに、「努力ではなく本能で愛するのが親よ」と言い放つソジン。
いったいどの口がそれを言う?と思ったのは私だけではないはずです・・・。

14話のあらすじと感想 /ネタバレあり
- 14話のタイトル:脅迫犯の正体
- 14話の視聴率:23.9%
- あらすじ(ネタバレあり)
- 感想
あらすじ(ネタバレあり)
サプライズのくす玉に入っていた垂れ幕とマネキン、そしてミン・ソラの片方の靴はローガンが仕組んだものだった。
ローガンはパーティーを出ると、画面を眺めながらペントハウスの人々の反応を観察する。 そしてスリョンにチャットを送り続け「早くみんなの前でミン・ソラの母親であることを明かせ」と迫り、カウントダウンを始める。
まさにそのとき、ソジンがスリョンに近づきこう言った。
「あなたの仕業ね」。
そしてその証拠だとスリョンが描いた絵を持ち出してくる。
そこにはソラのりんごのネックレス、そして脅迫状に描かれていた目と同じ模様があった。
「音声ファイルを送ったのも、私たちに脅迫状を送ったのもあなたね。それはミン・ソラがあなたの娘だからだ」とスリョンに詰め寄るソジン。
スリョンは覚悟を決めて「そのとおりだ」と答える。
驚く一同。
「どうしてそんなことを?」と尋ねるダンテに彼女は毅然と答える。
「ミン・ソラがヘラパレスで転落死するのを見た。あれは自殺ではなく突き落とされたのだ」と。
ミン・ソラの死が他殺で、自分たちがその殺害に加担していたことを知り動揺する大人たち。
「殺人を目撃したのになぜだまっていたのか?」と追及されたスリョンは…
「夫とソジンが犯人だと思ったから。2人はミン・ソラに脅されていた。この2人は不倫をしていてソラにその証拠を握られたから」と暴露する。
不倫の証拠を見せられ、突然の暴露にパニックとなるダンテとソジン。
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パーティーの後、ダンテに離婚を切り出すスリョン。
ダンテは不倫を止めることを約束するが、密かに密会を継続していた。
しかし、スリョンにも吉報があった。
亡くなったユン室長に助けられたへインは容態が回復し、話ができるまでになっていたのだ。
実の娘のように彼女を抱きしめて、その回復を喜ぶスリョンだった。
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一方、椅子に縛り付けられ憔悴するロナ。
そこにウンビョルが現れ、「あなたの母親は私の父を誘惑している」と告げる。
ロナは否定するが、以前チュ家に泊まった日、ユンチョルが部屋から急いで出ていく姿を目撃したことを思い出す。
動揺するロナに「今度わたしに逆らったら母親のことをバラしてやる」と脅迫するウンビョルだった。
その日の夜、母ユニの携帯を調べるロナ。
そこにはユンチョルの寝顔の写真とチャットのやりとりが。
これを見て、ロナは2人が不倫をしていると思い込んでしまい、絶望するのだった。
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次の日、ウンビョルはユニとユンチョルの写真をロナに見せ、これをバラまくと脅迫する。
弱みを握られたロナはウンビョルの言うがままになってしまう。
自分が犯人ではないにもかかわらず、ロナはソラになりすまして騙していたことを子どもたちに謝罪。
中間テストもわざと失敗して最下位となる。
ロナはソジンに退学届を出すと静かに学校を去る。
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偶然ソラの携帯を手に入れたギュジンはそれをもとにダンテにお金を要求する。
ソラは「もし私に何かあって死んだらダンテが犯人だ」という録音を携帯に残していたのだ。
しかし一枚上手のダンテはギュジンが違法投機していたことを彼の母親に告げ口し、「税務署に密告する」とかえってギュジンを脅迫するのだった。
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ギュジンがソラの携帯を拾って電源を入れたことで、ソラの携帯の位置が追跡できるようになった。
そのことを知ったローガンは位置情報から携帯の持ち主がギュジンであることを知り、わざと彼にぶつかってソラの携帯を盗む。
携帯を紛失したことで慌てるギュジンとダンテ。
だが、すぐに現場の監視カメラの映像から盗んだ犯人を見つけ出す。
監視カメラに映るその姿は体育教師ホドンであった。
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一方、スリョンは体育教師ホドンが偽名を使ったなりすましであることを知る。
そしてローガンの部屋に忍び込んだ彼女はそこでホドンに変装するためのカツラとソラと一緒に写った写真を発見し、ローガンとホドンが同一人物であり、ソラの養子先の兄であることを知る。
ちょうどそのときローガンが帰宅する。
と同時にスリョンは彼を殺そうと襲い掛かる。
「骨髄移植のために養子にして、濡れ衣まで着せて利用した」と叫びながら。
ローガンは「知らなかったんだ。あとで事実を知って償おうとしたがソラは死んでしまった」と告げる。
そしてローガンはソラとの通話を改めてスリョンに聞かせる。
「母親を探して。どうしているか知りたいの。私みたいに不幸でいてほしい。そう思ったこともあった。でも今は違う。お母さんに幸せでいてほしい。すごく幸せだといいな」
そう彼女は笑顔で話していた。
それを聞いて号泣するスリョン。
そしてローガンとスリョンはソラの復讐のために手を組むことを約束する。
感想
今回は冒頭からすごいスピードで話が進みました。
スリョンがソラの実の母親であること、ソジンとダンテが不倫していることがセットで暴露されるなんて想定外でした。
スリョンが実の子と思って育てていたへインの回復ぶりにも驚かされました。
今のところこれといった出番はありませんが、シーズン2,シーズン3と進んだら彼女もストーリーに絡んでくるのでしょうか?
回が進むごとにウンビョルの怖さが増してきました。
母のソジンよりも怖いかも・・・。
ソジンはプライドが高くて超自己中心的。
感情的に当たり散らすけれど、損得勘定で動く理知的な面も。
だけどウンビョルには得体のしれない不気味さがあります・・・。
最初は内向的で素直な一面を持つ女の子だと思っていましたが、底意地が悪いし顔が怖くて・・・
ウンビョルの登場するシーンはちょっと苦手になりつつあります(笑)
重い話や怒涛の展開で疲れたときの癒しは、ギュジンですね♡
ギュジン役のポン・テギュさん、いい味出してます!
ミン・ソラ役のチョ・スミンも健気で可憐な役がぴったり。
1度も会ったことのない母を思いやる優しさにジーンと来ました。
ソラが死んでしまったのでなかなか出番がないけれど、もう少し彼女の演技を見てみたかったです。
ローガン・リーとスリョンが手を組んでソラの復讐を果たすことを約束した今回。
この2人の今後が楽しみです。

15話のあらすじと感想 /ネタバレあり
- 15話のタイトル:離婚の条件
- 15話の視聴率:25.0%
- あらすじ(ネタバレあり)
- 感想
あらすじ(ネタバレあり)
ソジンがユニに電話をかけ、ロナが退学届を提出したことを知らせる。
何も知らなかった彼女はユニに問いただすが、ロナは「歌も学校もうんざりだ」というばかり。
ユニに悪態をつくと家を出て行った。
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ダンテは家に帰るとマネキンを仕組んだ犯人を捜していることを妻スリョンに伝える。
スリョンはローガンにメッセージを送り、気をつけるようにと伝える。
さらにダンテは「へインの死亡届を出そう」とスリョンに話を持ちかける。
へリョンの亡父がへインに残した土地を売却して、そのお金を元手に金儲けをしようというのだ。
しかしスリョンはその話を拒絶する。
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一方、ユンチョルはソジンとの離婚に応じることを決める。
ソジンが約束した慰謝料で借金を返済することにしたのだ。
それを聞いて、「やっと本来の自分になれる」と喜ぶソジン。
2人はウンビョルとソジンの父には秘密にすることで同意する。
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離婚話が進むソジンを、突然ユニが訪ねる。
ユニはソジンに「ロナの退学は認めない。
説得をするので時間が欲しい」と訴える。
しかし、帰宅したユニが目にしたのは破り捨てられた楽譜と厚化粧をするロナの姿だった。
「しばらくは遊んで過ごす。学校には行かない」と宣言するロナ。
怒ったユニはロナを強引に学校の職員室へ連れて行く。
何とか退学を思いとどまらせようとするユニ。
ちょうどそのとき、薄笑いを浮かべたウンビョルが職員室へ。
居たたまれないロナは職員室を飛び出す。
とちょうどそのとき、階段で出くわしたのはソクフンだった。
彼は「行くな」とロナを引き留めるも、ロナは彼の制止を振り切って立ち去った。
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翌日、ユンチョルとソジンの離婚が成立した。
裁判所から戻ったソジンを待っていたのは父、母、そしてライバル視する妹だった。
その席で父はソジンを次期チョンア財団の理事長に任命すると話す。
それを聞いて歓喜の涙を流すソジン。
「お父さん、本当にありがとう。期待を裏切らないように頑張るわ」
と決意を新たにする彼女に、「人様に後ろ指を指されることはするな」と釘を刺す父であった。
離婚が成立し、次期理事長の座も約束されたソジンは幸福の絶頂であった。
୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧
一方、ク・ホドンを怪しむギュジンは彼の後をこっそりと尾行する。
ホドンがバイクで向かった先はローガンが滞在する高級ホテル。
ホドンがローガンの秘書と話す姿を目撃したギュジンは、ホドンが彼らの悪事をローガンに密告しに来たものと勘違いする。
電話で報告を受けたダンテはホドンを拉致するようギュジンに命じ、彼はそれを実行する。
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ホドンが目を覚ますと、そこにいたのはダンテとギュジンの2人。
彼らは教員の人事記録を手にしていた。
ク・ホドンは「射撃の全国大会で入賞」という経歴を持つという。
ホドンの正体を怪しむダンテはホドンに射撃の腕前を見せろと強要する。
しかも射撃の的はミン・ソラの顔写真だった。
なぜミン・ソラの携帯を盗んだのか、彼女との関係は?と詰め寄るダンテ。
しかしホドンは動じることなく、その場をやり過ごして立ち去る。
片手で打ったホドンの射撃の玉の跡はすべてソラの顔を見事に外していた。
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ウンビョルのことが気がかりなユンチョルは精神科のカウンセリングへ連れて行く。
待合室で診察を待つユンチョルは娘ウンビョルの上着のポケットから落ちたメモを拾った。
それはロナが描いた覚書だった。
しかも医師からはウンビョルに対して「スマイル仮面症候群」という診断が下された。
周囲から過度な期待を受け、失敗する恐怖から起こる自己防衛反応の一種だという・・・。
カウンセリングの後、食事に行くウンビョルと父ユンチョル。
そこで彼はロナの覚書を取り出し、話を切り出す。
メモを見たとたん顔色が変わるウンビョル。
彼女は自分がロナを退学に追いやったことを認め、逆に開き直る。
レストランで絶叫し、ロナと父である自分を激しく罵るウンビョルに呆然とするユンチョルであった。
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一方、スリョンはユニが残業のため、忙しい彼女のかわりにロナに食事を届ける。
優しいスリョンの労わりの言葉を聞いて、ロナは思わずスリョンに話しかける。
「お母さんは不倫をしている」と・・・。
それを聞いたスリョンはそれは誤解だとロナを諭す。
涙を堪えきれず泣き出すロナをスリョンは優しく慰め、ユニは不倫などしないと懸命に庇う。
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ロナの書いた覚書を呼んだユンチョルはメモをソジンに見せる。
が、彼女はそれを読んでも深刻には受け止めず、「思春期のいたずら」だと受け流し、覚書を破り捨てる。
そんなソジンの姿に腹を立てたユンチョルは彼女に告げる。
「ゴミ箱に捨ててあったルビーの指輪は俺が持っている」と。
ユンチョルが差し出した指輪を見て動揺するソジンを見て、部屋を出て行くユンチョルだった。
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部屋を出たユンチョルはヘラパレスのロビーでユニの帰りを待った。
仕事が終わって帰宅途中の彼女を見つけた彼はユニにこれまでの経緯を説明する。
話を聞いたユニは急いで帰宅し、そこにいたスリョンと話をする。
ソジンが自分の娘であるウンビョルにユンチョルとユニの過去を話していたことを知ったユニは驚く。
そして自分とダンテとの不倫関係を隠すため、そして娘ウンビョルにロナへの対抗心を植え付けるために2人の過去をばらしたソジンの卑劣さに激怒する。
自分だけでなく、娘ロナをも傷つけたソジンに復讐を誓うユニであった。
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ユニはロナの退学届をネタにソジンを料亭の個室へ呼び出す。
そこでユニはソジンがウンビョルのために審査員を買収していたこと、ロナを交通事故に遭わせたことを追求する。
そしてダンテとの不倫にまで言及し、ソジンからすでにユンチョルと離婚したこと、そしてダンテとの再婚を望んでいることまでを引き出した。
が、これはユニの策略だった。
料亭のふすまを開けると・・・
そこにいたのはソジンの父、チョンア財団の理事長であった。
父を目の前にしたソジンはこれまでの強気な態度が一変。
非力な幼い少女のように父の顔色を窺い、取り乱すのであった。
しかし、意外なことにソジンの父はユニの告発に少しも動じなかった。
それどころか、「お前の浅知恵で揺らぐような一族ではない」と吐き捨て、その場を立ち去った。
トロフィー事件のときのように父が自分を庇ってくれたと喜ぶソジン。
しかし、その直後に顧問弁護士からの電話が鳴った。
次期理事長にソジンの妹が選任され、遺言書の書き換えも行われるという。
父がいる学校へ戻ると、ソジンは土下座をして父に許しを請う。
が、父の決心は固く、ソジンを理事会から追放し、すでに相続した財産も没収すると突き放す。
大雨の中、父にこれまでの正直な気持ちを打ち明け、哀願するソジン。
それでも冷酷に彼女を突き放す父と、ついにはもみ合いになる。
と、その時。
父が急性の心臓発作を起こし、ソジンに助けを求めるも彼女は咄嗟に身を引く。
そのまま急な階段から転落する父。
転落した父を助けることなく、父の鞄から遺言書を盗むと、父を置き去りにしてその場を逃げ去るソジンであった。
ヘラパレスに逃げ帰ったソジンは自分を納得させるように1人呟く。
「お父さんが悪いのよ。だから恨まないでね。財団は私がちゃんと受け継ぐわ。」

感想
今回は何といってもソジン演じる、キム・ソヨンの凄まじい演技力に圧倒されました。
いつもは勝気で、超自己中心的。
上昇志向の塊のようなソジンが、自分の不倫と離婚が父にバレた瞬間、薄幸だった少女ソジンの姿に一変します。
オドオドと自信がなく、父の愛情に飢え渇いている1人の可哀そうな少女に・・・。
そんなソジンが父親と対峙し、これまで押し隠していた彼女の心の叫びが切々と描かれています。
子ども時代から妹と比較され、愛情に渇いて育った彼女は、何とか父から認められようと懸命の努力をしますが、報われることはありませんでした。
親の反対を押し切ってまでも結婚した夫ユンチョルとの関係も冷え切っています。
世間体を気にする父に相談することもできず、彼女は17年間耐え忍びました。
しかし、父親は彼女の心の声に耳を傾けず、自分の人生の失敗を他人のせいにするなと怒りをぶつけます。
傲慢でプライドの塊のようなソジンですが、実際のところは「劣等感」にずっと苦しんでいたのです。
彼女は自分の価値を認められず、愛情を求め続けるものの、それが叶わないために苦悩していました。
ともすれば非現実的でありえない設定が多い「막장(マッチャン)」韓国ドラマの王道のような「ペントハウス」の中で、このソジンと父の場面は強烈なインパクトを与えたと思います。
ソジンがどのような状況で育ち、どのような家庭環境に影響されて現在の彼女になったのかを描くことで、傲慢なソジンに対する共感や理解が深まったような気がするのです。
実際、私は大嫌いだったソジンに可愛さというか、切なさを感じるようになりました。
ソジンと父との葛藤が描かれたことで、彼女の過剰な上昇志向や自己中心的な性格が、実は父親の期待や圧力に起因する部分がある、とわかったからです。
幼少期から妹と比較され、父親の愛情を受けられなかったソジンは、自分の価値を認めてもらうために常に成功を追い求め、他者との競争に勝つことに執着してきました。
これが原因で、ユニとの確執や因縁のトロフィー事件が起きたのかもしれません。
父との葛藤を描くことで、ソジンの心の傷や彼女が今後直面するであろう内面的な葛藤を私たち視聴者がよりリアルに感じることができる…
そのための素晴らしい演出だと思います。
ただ一つ残念なのは、ソジンが同じ苦しみを抱えている自分の娘ウンビョルにとっては「加害者」であるということです。
なぜソジンは自分の経験を反面教師にして娘に優しく接することができないのでしょうか?
なぜ自分の父と同じように権威主義的に過度に厳しく娘ウンビョルに当たるのでしょうか?
愛情不足に起因する劣等感がソジンの競争心を煽り、本来の傷つきやすい自分を保護するために自己主張の激しい極端な性格を作り出したのかもしれませんね・・・。
自分の中にゆとりを持ち合わせていないソジンは他者の感情を考慮したり、共感したりすることが難しいのかもしれません。
ソジンが自分の過去の悲劇を娘に繰り返させてしまう、このあまりの無感覚さに歯がゆい思いがします。
が・・・
劣等感とその裏返しの強烈な優越感、上昇志向に圧倒されているソジンは自分の過去の経験と現在の行動パターンの間の因果関係に気づいていないのでしょう。
ソジンが自分の過去の経験と現在の行動パターンについての自己認識を考え始めたとき、はじめて娘ウンビョルの気持ちに寄り添うことができるような気がします。
そのためにも、ソジンには自分自身の癒しのプロセスを踏んでほしい・・・。
ダンテとの不倫関係に逃げている場合ではないと気づいてほしいと思いました。
私自身も自分の過去の経験や一番身近な親子関係から間違った自己認識や偏った理解が生み出されていないか考えてみようと思わされました。
私にとっては感動のペントハウス15話でした。


キャストex
「ペントハウス 1」で登場する多彩な登場人物を写真つきでご紹介します。
(画像引用:ペントハウス公式)

シム・スリョン / イ・ジア
ヘラパレスの最上階(100階)の住人。
大事に育てられた財閥令嬢で、みなが認めるヘラパレスのクイーン。
チュ・ダンテの妻であり、ソクフンとソッキョンの母。
チョン・ソジン / キム・ソヨン
ヘラクラブの高層階(85階)の住人。
有名なソプナノ歌手兼声楽講師。
ハ・ユンチョルの妻であり、ウンビョルの母。
オ・ユニの高校時代の同級生であり、ライバル。
チュ・ダンテと不倫をしている。

オ・ユニ / ユジン
不動産コンサルタント。
女手一つで一人娘のペ・ロナを育てている。
かつてソプラノ歌手を目指していたが、同級生だったチョン・ソジンの策略でその夢を断念した辛い過去がある。

ペ・ロナ / キム・ヒョンス
オ・ユニの娘。
ソプラノ歌手を目指している。

ミン・ソラ (アンナ・リー) / チョ・スミン ヘラクラブの子どもたちの数学の家庭教師。

チュ・ダンテ / オム・ギジュン
ヘラパラスの最上階(100階)の住人。
建設会社代表。
シム・スリョンの夫で、ソクフンとソッキョンの父。
チョン・ソジンと浮気をしている。

ローガン・リー / ク・ホドン
パク・ウンソク
チョンア芸術高校の体育教師。
アメリカ人の大富豪。
ミン・ソラの血のつながっていない兄。

ク・ホドン / パク・ウンソク
チョンア芸術高校の体育教師。

チュ・ソクフン / キム・ヨンデ
シム・スリョンとチュ・ダンテの息子。
双子の兄。

チュ・ソッキョン / ハン・ジヒョン
シム・スリョンとチュ・ダンテの娘。
双子の妹。

ハ・ユンチョル / ユン・ジョンフン
チョン・ソジンの夫。
医師。
チュ・ダンテを敵視している。

ハ・ウンビョル / チェ・イェビン
チョン・ソジンとハ・ユンチョルの一人娘。
チョンア芸術高校・理事長の孫娘。
母と同じ声楽家を目指している。

カン・マリ / シン・ウンギョン
ヘラパレス低層階(45階)の住人。

ユ・ジェニ / チン・ジヒ
カン・マリの娘。
声楽家を目指しているが、その実力はない。

イ・ギュジン / ポン・テギュ
ヘラパレスの中層階(55階)の住民。
マザコンの弁護士。
コ・サンアの夫で、イ・ミニョクの父。

コ・サンア / ユン・ジュヒ
ヘラパレスの中層階(55階)の住民。
元アナウンサー。
イ・ギュジンの妻で、イ・ミニョクの母。

イ・ミニョク / イ・テビン
イ・ギュジンとコ・サンアの息子。

ユン室長 / イ・チョルミン
チュ・ダンテの秘書
追記:
まったくの余談ですが・・・
ペントハウスのユン室長に似てる日本人として、長塚京三さんの名前があがっていますね(笑)
たしかに・・・
長塚京三さんの目つきを鋭くして影のある男にしたら、チュ・ダンテの右腕、ユン室長!です(笑)

ヤン・ミオク / キム・ロサ
チュ家の家政婦。
ダンテを偏愛している。

チュ・ヘイン / ナ・ソイェ
チュ家の娘(血のつながりはない)。
生まれたときから寝たきりの植物人間状態。
スリョンが実の娘と思い育てていた。

マ・ドゥギ / ハ・ドグォン
チョンア芸術高校の声楽教師。

チョ秘書 / キム・ドンギュ
ダンテの秘書
「ペントハウス」の視聴率
韓国での瞬間視聴率が驚異の30.5%!
初回こそ最低視聴率(全国6.7%、首都圏8.2%)でスタートしていますが…
これもなかなかの好スタートだと思います。
その後は1桁が数話あったものの、それ以降はずっと2桁をキープ。
11話で初めて20%台になり、17話後半からは20%台が確定。
そして最終話21話で最高視聴率を記録した「ペントハウス」。
この素晴らしい視聴率からも人気の高さがわかりますね。
2020年のSBS演技大賞でたくさんの賞を受賞したのも納得です!
スカイキャッスルとペントハウスは似ている?
韓国で驚異の視聴率をたたき出し、社会現象ともなった韓国ドラマ「ペントハウス」と「スカイキャッスル」。
この2つのドラマにはいくつかの共通点があります。
まず、ドラマの主人公たちが高級住宅街に住む超セレブだということ。
自分の子どもを自他ともに認めるエリートにするため過酷なお受験やコンテストを強いること。
自分や子どもの成功のためには陰謀、裏切りの限りを尽くすこと。
彼ら、彼女らの目指すところ、人生の目標は「お金、権力、出世、学歴」など外的要因に基づいています。
そのため、今の現状がどんなに恵まれていたとしても「今」に満足し、感謝することができない・・・。
自分の気に入らないこと、不都合なことが起きると、それこそ我を失ってヒステリー状態に・・・。
「外的要因に基づく価値観」だけでは人は幸せになれないというメッセージとして受け取りました。
これら自己愛と自己顕示欲の塊のような登場人物の中で、「スカイキャッスル」ではイ・テラン演じるイ・スイム、「ペントハウス」ではシム・スリョン役のイ・ジアが、一種の清涼剤のような役割を果たしているのでしょう。
ペントハウスに似たドラマとして「スカイキャッスル」がよく引き合いに出されますが、この2つは似ているようで明確な違いもあります。
「ペントハウス」は奇想天外で波乱万丈なマッチャンドラマの典型のようなストーリ展開。
対して、「skyキャッスル」は登場人物の生い立ちや細やかな心情をもっと丁寧に描いています。
「スカイキャッスル」の登場人物は、ハチャメチャな言動を繰り返しますが、ふと我に返り、自分の間違い、醜さ、愚かさを内省する、まだ人間らしい一面を持っています。
ペントハウスの登場人物も時として反省はするのですが、状況をうまくコントロールできない自分の不甲斐なさに、であり、「自分の人としての在り方、人間性」を深く思索する場面は、あまりありません。
「韓国ドラマあるある」のハラハラドキドキ、ありえない設定のマッチャンドラマを楽しみたいときはペントハウスがおすすめ。
ハラハラドキドキを楽しみつつ、もう少し、登場人物の心理を深掘りしたい人は、スカイキャッスルがおすすめです!
どちらのドラマもセレブ設定で、子どもの進学問題を取り扱っているので、やはり「テーマ」が似ている、というのが正直な感想です。
人間は、「お金、地位、名誉」といった外的要因だけ追い求めても、自分を見失い不幸になてしまう、という現実を見せてくれます。
とくにスカイキャッスルの結末を観ながら、まずは自分の一番身近な関係(家族・友人・職場の人間関係)を大切に、対話を重ねながら信頼と親密さを築いていきたいと思わされました。
たとえ今、最悪な状況にあったとしても、関係の回復に「遅すぎる」ということはない。
SKYキャッスルのラストはそんな将来への希望へと繋がる素晴らしいエンディングだったと思います。
子供が進学受験・就職活動真っ最中の40代、50代のアラフォー・アラフィフ世代は子どもと一緒に観て、感想を話し合うのもいいですね。
一方で、シーズン2, シーズン3と続くペントハウス。
韓ドラあるある「ありえない設定」のマッチャンストーリーに手汗握るひと時もおすすめです(笑)
ペントハウス Q&A
まとめ
韓国ドラマ「ペントハウス」は、富裕層が住む高級マンション「ヘラパレス」を舞台に、欲望、復讐、教育戦争が絡み合うサスペンスドラマです。
この記事では、「ペントハウス」と「SKYキャッスル」の比較、あらすじと各話のネタバレを含む詳細な感想、主要キャストex、劇中音楽、ロケ地、タイトルの意味、さらに類似作品や脚本家キム・スノクの情報まで、幅広く網羅的に解説しました。
この記事で重要なポイントは以下の3点です。
この記事を読めば、「ペントハウス」の複雑な物語や登場人物の関係性、作品の評価を理解できるはずです。
「ペントハウス」視聴後の喪失感を埋めるためのおすすめ韓国ドラマも紹介していますのでぜひ参考にしてください。
この記事のポイント
- 「ペントハウス」と「SKYキャッスル」の比較:テーマや登場人物、物語の展開などの違いを深く理解できる
- 詳細なあらすじと感想:各話の見どころや伏線、登場人物の心理描写など、ネタバレを含めて詳細に記述
- 充実したキャスト情報:主要キャストexや撮影エピソード、脚本家キム・スノクの代表作や視聴率、よくある質問まで徹底網羅
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