君を守りたい 1 ~ Save Me 第4話

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君を守りたい 1 の第4話は3話の出来事から3年後のストーリですね。

サンジンを見殺しにしたという自責の念を抱えるサンファンが3年ぶりにムジ郡に
帰郷するのですが…

その前に!
3話がまだの方は、まずはこちらから ↓

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では早速、4話の感想に入る前に大まかなあらすじを公式ページから引用したいと思います。

 サンミの母ボウンは息子の死を受け入れられず、精神を病んでしまう。夫のジュホは病院や祈祷師の元を訪れるが、ボウンの症状は悪化するばかり。そんな中、救船院の教祖ジョンギは引き続きサンミ一家を気遣うようウンシルに指示する。ジュホは親切なウンシルにマインドコントロールされ、サンミの猛反対も聞かず一家で救船院の施設に入ることを決める。それから3年後、ソウルで大学生活を送るサンファンは久々に故郷のムジ郡に帰省して…。

https://kandera.jp/sp/saveme/
C o n t e n t s

第4話の感想

気になる韓国語
(セリフに出てくる韓国語をピックアップします)

ミニ雑学
(この回で気になる事を1つだけ深掘りします)

このページの目次

第4話の感想

4話でまず特筆すべきは母ボウンの壊れっぷり!

1~3話までは、オドオドとした薄幸な女性という雰囲気を醸し出していましたが、
ここにきて完全に精神状態がおかしくなってしまいます 。°(´ฅωฅ`)°。

あの全く頼りにならない夫(チョン・ヘギュン)と見知らぬ土地、しかも片田舎のムジ郡で暮らさなくてはいけないのですからその気持ちは分かりますが… (´д`|||)

でも、息子サンジンが自殺してからの母ボウンの精神崩壊は本当に悲惨で、ただただ怖いの一言。

そんな妻を心配するあまり、夫((チョン・ヘギュン)が妻を連れて行ったのが…

よりにもよって・・・

いかにも怪しげな霊媒師… 。
=͟͟͞͞(꒪ᗜ꒪ ‧̣̥̇)

ピーヒャラ・ドンドン音楽を打ち鳴らし、トランス状態で踊り狂うこのムーダン(ムダン)と呼ばれるシャーマンについては、後ほど今回の「ミニ雑学」で取り上げたいと思います。

とりあえず、話を本題に戻して・・・

この見るからに怪しげな土着信仰のシャーマンに父は大金を払います。

そのお金の出どころはというと…

なんと自殺した息子サンジンの香典…
=͟͟͞͞(꒪ᗜ꒪ ‧̣̥̇)

彼の気持ちはわかります・・・。

なんとか妻を救いたい、正気に戻したいという愛情からなのでしょう…

でもこのお方、いつもどこかピントが外れているというか、浅はかなのです。

そんな彼の芯のない行き当たりばったり的な性質を見抜いてか、この霊媒師の男は
さらに金銭を要求するんですよね~。

ボウンは悪霊に憑りつかれているが、その除霊のためには追加で100万、
おまけして1回50万だと! (ꐦ°᷄д°᷅)」

だけど(というか案の定?)、この霊媒を受けた後、ボウンの精神状態はさらに
悪化してしまいます…  °(৹˃ᗝ˂৹)

そりゃそうですよね・・。
正常な人だってあの異様な光景を見せられたら怖い怖い~ (((´・Д・`)))プルプル

不気味で怪しげな反面、この場面での演出は真に迫っていて迫力がありました!

ちょっとしたトラウマになるくらいのド迫力です
Σ(゜ロ゜ノ)ノ ヒィィィィ!

トランス状態で踊り狂うシャーマン…

救船院の礼拝堂で会衆に向かい絶叫する霊父ジョンギ(チョ・ソンハ)とそれに呼応するように半狂乱の信者たち…

この2つのシーンが交互に、テンポ良く切り替わっていく様を見ながら・・・

人間ってぽっかりと穴が空いたような空虚感があればあるほど、力強いもの(力強く見えるもの)や熱狂的なものに傾倒してしまうのかな… と思いました。

ここは国民性の違いもあるのかな?

日韓戦のサッカーや国民のデモを見ていても、韓国人ってやっぱり熱いですよね(笑)

日本にももちろんカルト宗教はあるし、盲目的になることはあるかと思いますが、
救船院の信者のように半狂乱になることはあまりないんじゃないかな?

そんな光景を見たら大半の日本人は引いてしまいそう・・・ ( ̄▽ ̄;)

あのオウム真理教でさえ、妄信的ではあっても、信仰自体は内省的というか修行に重きを置いていたように思います。

私的には4話のこのシーンが衝撃的すぎて、ちょっと感想が長~~くなって
しまいました 〆(´Д`; )

長くなったついでに(笑)

ここで救船院の幹部、霊父(チョン・ヘギュン)、くるくるパーマ頭の悪党ワンテ(チョ・ジェユン)、信仰に一途な美人女性使途ウンシル(パク・ジヨン)にもちょっと触れておきたいと思います。

この救船院という宗教はどう見てもインチキ・カルト宗教なのですが…

全てが悪意に満ちているかというと、
そうでもないんですよね・・ (;´∀`)

あの見るからに人相が悪くて、ずる賢そうなくるくるパーマ頭のワンテは、これはもう正真正銘の悪党です!!! (*`Д´*)

救船院での宗教活動のことも「商売」と言い切っているし、施設内で暴行やセクハラをおこなっているところをみても、信仰心などこれっぽっちも持ち合わせていないないはず!
 (*`Д´*)

それに比べて、美人で信仰熱心なウンシルは妄信的で視野が偏ってそうですが、
今のところ「悪人」には見えません…。

主人公サンミの美しさにたびたび言及するワンテをすごい目つきで睨みつける彼女
ですが、「女性の美しさ」に過敏に反応するところを見ると、彼女自身が「美」について何か闇を抱えているのかもしれませんね・・・。

ここは何かの伏線かな?と思いながら観ています(笑)

さてさてお次は霊父、ジョンギ(チョ・ソンハ)。

彼は「霊父」として絶対的な権威を持っていますが、決して尊大な態度はとりません。

それどころか、


「信徒たちは平等です。
お金や権力で差別しないでください」

と悪党で金の亡者であるワンテに忠告します。

組織のトップに立つ者としての立場から発せられた言葉だとしても、
「教祖」の心構えとしては立派だと思います。


そんな彼も….

公平さに欠けていることが1つ…

それが主人公サンミへの「執着」。

過去から「生まれ変わった」はずの教祖の彼が今も抱え持つ弱さ…

それが主人公の美少女、サンミなのです。

人間はそれぞれに弱点があるというか…
抱える弱さの種類が違うのかな?…

くるくるパーマのワンテは「お金」。

霊父は「美しい女性」。

ウンシルは今はまだ「不明」だけど…。

そう考えると私の持つ弱さってなにかな?と
これまたふと考えさせられてしまいます…

こんな風に「いわくつき」の幹部3人が運営している救船院ですが、霊父ジョンギの恐ろしい企みのもと、サンミ一家を取り込もうと魔の手がそっと忍び寄ります!!!
ギャアァァァ━━(|||゚Д゚)━━!!!!!!

近づく相手は….

もちろん、あのお方ですよ、
たよりな~いお父ちゃん・アッパ(아빠)です(笑)

説得するのは・・・、

これまた当然、信仰熱心で美しい女性、ウンシルさんです♡

妻ボウンが精神を病んでいるのを知って、
美味しそうな手作り弁当持参で来るんですよね~。

サンミちゃんのアッパはこれまたイチコロでやられてしまいます(笑)

保証人になったばかりに自己破産し、事業も住む家も失い、最愛の息子は自殺してしまう…

そんな最悪の状況の中で、救船院の信者たちだけは自分たち家族に特別な愛を示してくれる・・・。

「なぜ何も持たない私たちに親切なのですか?」

サンミの父は思わず、ウンシルに問いかけます。

「出会いに偶然はない。
すべての出来事は神の啓示。
神が助けよと啓示をくれたのですよ。」

わかる、わかる~  (´艸`*)
やっぱりそうよね、そう!そう!
わたしもそう思います、激しく同意!

人生に、出会いに偶然はないと思います。

そう思っている人、多いのではないでしょうか?

というか、大半の人はそう考えているかもしれませんね。

でも後半部分の、

「神が助けよと啓示をくれたのですよ。」

ハイ、ここは嘘です(笑)

霊父がサンミを手に入れようと仕組んだ、根回しです : ( ˙꒳ ˙ ):

詐欺師は100%の嘘はつかない、
嘘の中に必ず真実を織り交ぜて騙す

と聞いたことがあります。

まさしく、これですね。

一見、真実に見えることの裏に嘘があるという…  !(꒪ꇴ꒪〣)

「これって必然性のある偶然?」
「もしかしてシンクロニシティ?」
「神さまからの啓示かも!!」

と思えるときは、

その偶然が1回きりで終わらないか、
(2回、3回と連続性があるか)

周りの状況も自然な形でそれを後押しするよう整えられているか、

などなど、冷静に考える必要があると思います。

進学、就職、結婚、引っ越しといった人生の節目の大きな決断であればあるほど、
慎重に越したことはないはず!

なのに……..

それを、

それを、

あろうことか、サンミのアッパは「蜘蛛の巣」で決断しちゃうんです!!
(꒪ꇴ꒪〣)

「あなたにも神からの啓示があるはず。
ただ気づいていないだけ。
よく探してみてください。」

とウンシルから優しく諭されるアッパ。

お弁当を食べ終わって仕事に戻り、ペットボトルの水を飲もうとふと上を見上げると

そこになんと!
蜘蛛の巣が!!!!!

そしてアッパにはその蜘蛛の巣の糸が十字架にみえたのです…

神からの啓示に思えたのです・・・。

わたしはついに神を発見したと…
!(꒪ꇴ꒪〣)

神が自然界の事象をとおして、語りかけてくることはあると思います。

でもアッパはもうこれだけで…

蜘蛛の巣の糸だけで「神からの啓示」だと信じ込んでしまうのです・・・。

ここは映画の脚本家の痛烈な皮肉なのかな?

日本の諺にもありますよね、「鰯の頭も信心から」っていう諺が… (ᇂ_ᇂ|||)〣

蜘蛛の糸から「神の啓示」を受け取ってからは早かったですよ~!!

アッパ、豹変します・・。 Σ( ̄ロ ̄lll)

精神状態が悪化する妻ボウンを病院に連れて行こうともせず、「祈り」で治してもらおうとします。

「祈り」は大切ですが、「医療」を受けることもこれまた大切なはずなのに・・。

さらにはこう言い放ちます (꒪ꇴ꒪〣)

ムジにきたのも
サンジンが死んだのも
母の気がおかしくなったのも
全て神からの啓示なんだよ


意気揚々と、そう笑顔で話す父・・・。


俺たちは神に選ばれたのだ!
特別な存在なのだ!!

これまで自分が起因でおこった不幸な出来事を意気揚々と笑顔で語るアップの姿は…

わたしには恐怖でしかありませんでした。
(´д`|||)

わたしはクリスチャンなので神の啓示を信じています。

出会いの中で、自然の摂理をとおして神さまは語られると思います。

だけど、さすがにこれは違います!!

でも高校生のサンミちゃんはどうすることもできず、ついに一家は救船院に身を寄せ暮らすことに・・・  。 ゚(゚´Д`゚)゚。

こうした状況が続いた3年後。

サンファンがソウルの大学から帰省します。

そして少年院に入っているドンチョルの出所はもうすぐ・・・。

ここから、サンミ・サンファン・ドンチョルの人生が絡み合っていくのでしょうね~。

あっ、それから救船院の野望もね・・。

これからどんな展開になっていくのか、
5話が楽しみです(笑)

気になる韓国語

今回は韓国人のカップル・夫婦の呼び方について調べてみました!

感想にも書きましたが、4話ではサンミと両親が霊媒師のところを訪れる場面があります。

死んだはずのサンジンが現れて、母ボウンは絶叫するのですが….

その際、韓国ドラマで聞き慣れたあの言葉が・・・ Σ(`・ω・Ⅲ)

여보~!!
여보~!!!
여보~!!!!

は~い、ヨボでした (´艸`*)♡

ということで、今回はカップル・夫婦の呼び方についてまとめてみました♪


  1. 여보(ヨボ):
    韓国ドラマでよ~く耳にしますね!
    年配の夫婦が呼び合うイメージらしいので、アラフィフの40代~50代は微妙かな?
    どちらかというと夫が妻を呼ぶ場合が多いそうです。

  2. 당신(タンシン):
    これも韓ドラ頻出単語(笑)
    여보(ヨボ)と同じくどちらかというと年配の夫婦が使うイメージ。
    奥さんが夫を呼ぶ場合が多いそうです。

  3. 자기(チャギ):
    若いカップルや夫婦が使うことが多い。
    ハニー♡ダーリン♡といった甘~いニュアンスの言葉だとか笑 ♡(´,,•ω•,,`)

  4. 자기야(チャギヤ):
    자기(チャギ)と意味はまったく同じ!
    彼氏が年上の場合は韓国ドラマあるあるの「오파~♡」ですが
    彼女が彼氏よりも年上の場合は
    この「자기야~♡」を使うそうです♪

  5. ~씨(~シ):
    通常は「~さん」の意味ですね。
    そういえば、アラフィフ韓国ドラマ・ファンの名作!あの「愛の不時着」でも、主人公のセナが「リ・ジョンヒョクシ♡」と~씨を使っていましたね♡

  6. ~아빠(~アッパ) / ~엄마(~オンマ):
    この呼び方は日本にもありますよね♪
    子どもができたらパパ~、ママ~と呼び合う夫婦は結構います。
    保育園や幼稚園に行くと、ママ友からもこう呼ばれます(笑)

ミニ雑学

感想でも少し触れましたが、今回は韓国土着のシャーマニズムである巫俗について調べてみました!

巫俗(ふぞく、ムーソク、무속)は、朝鮮のシャーマニズム(英: Korean shamanism)である。ムーダン(ムダン)(巫堂、무당)というシャーマン(職業的宗教者)がクッ(굿)という神を憑依(ノリ)させ、お告げを行う祭儀を行う。

朝鮮の土着の信仰として、古代から現代に至るまで続いている。

戦前の資料によれば、ムーダンの男女比には地域性があり、男性が主流の地域もあれば、女性が多い地域もあった。

戦後は古い迷信として衰退したが、巫俗こそが朝鮮固有の宗教であるという思想が生まれ、表舞台に近年しばしば取り上げられることとなってきている。 戦後のムーダンは女性が多く、降神巫と世襲巫がある。男性のムーダンはパクスともいう。クッには、個人の幸福を祈ったり、病気の治療、死者の供養、村の神様を祀るなど、様々な種類がある。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E5%B7%AB%E4%BF%97

上記のwikipediaを読んで、なるほどなるほど!でした。

今回の場合は、男性(化粧をして似合っていない女装をしている)が登場…
(lll⁰́◽︎⁰̀).

なので彼は男性ムーダンのパクスっていうことですね(笑)

クッ(굿)という祭儀にはいろんな種類があるけれど、今回は死者の供養になるのかな?

いや、まてよ?

母ボウンは「サンジンは生きている!!!」と絶叫しているから供養にはならないか・・ ( ᐡ๐ ·̫ ๐)〣

とにかくなにやら不思議で妖しげな雰囲気満載ですが、韓国シャーマニズムのテーマはドキュメンタリー映画にもなっているようですね。

韓国の歴史や時代劇が好きな方は興味があるかもしれないので、twitterで見つけた情報を載せておきます。

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